#26 パンイチで生きているのがわからない人たち
先日、いつもお世話になっているあだち先生がこんな音声コンテンツをアップされていました。
内容については是非聞いていただきたいので割愛しますが、各々が独立した複数の収入源を持つことの重要性を話されています。
何か想定外の事象が発生し、収入源が絶たれた場合、収入源が一つしかないとその瞬間詰んでしまいます。
資産の分散投資は誰しも理解していますが、収入の分散投資についてはほとんどの人が意識していないのではないでしょうか。
それはもちろん、多くの人が会社員だからです。
そして会社員は、パンイチで生きていることに気がついていないのです。
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会社員は決まった時間に会社の仕事をしていれば、毎月決まった給料を受け取ることができます。
会社を経営するのは経営者であり、会社員は経営をしません。会社員がしているのは労働です。
労働の対価としての給与は、若干の増減はあれども、毎月ほぼ同じ金額になります。
会社が儲かったとしても月給が増えるわけではなく、ボーナスが増える程度です。会社員は、自分がどれだけ頑張っても、頑張りに応じて大胆に給料が変わるわけではありません。
その代わり、少々成績が振るわなくても月給が大きく減らされることもありません。
低リスク低リターン。それが会社員です。
…と、あなたは思っていませんか?
残念ながら、それは違います。
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