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シゴデキが負け犬として生きる10年間など見たくない

6月は株主総会の時期であり、同時に役員改選の時期でもある。

うちの会社でも、役員が変更になった。


新役員になったうちの一人は、僕が蛇蝎の如く嫌っていた人のなので、役員になるとの噂を聞いてから本当に気分が落ち込んだ。まあそのうち回復したけど。

そのほかはまあ順当というか予想通りの結果に終わり、変わり映えのしない旧態依然とした体制が数年続くことが確定した。

クラクラしてくるが、僕はもういつでも離脱できるよう準備を進めてきたので、以前のような絶望感はない。

僕は、いつか自分の会社に絶望する時が来ることを予感していた。

そんなのは、自分の上の人たちを見ていればわかる。


それと同時に、上の人が役員レースをする風景を、近くで見るようになってきた。

おまけに、その残酷さもリアルな肌感覚を持って感じるようになってきた。


あなたは、負け犬の人生をどこまでリアルに想像することができるだろうか?


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僕がアラサーのころ、いま50代後半の人たちは最前線でバリバリ仕事をしていた。その頃の彼らはアラフォーであり、まさに脂の乗った時期と言えた。

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