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旅行記 / うどん 久しぶりに食べに行きたくなったので (2022/08)

たまに、無性にめっちゃ食べたくなる魅惑の麺類です。


いやまあ普段から食べられる物ですし実際食べていますが、本場と言われる所へそれを目的に行きたくなるものです。

そんなわけで、18きっぷが余ったのと、久しぶりに香川県に行ってうどんを食べたい!という気持ちが沸き上がってきたので行ってきました。4年前はハードなうどん旅でしたが今回はゆるりと4軒。ぼちぼち始めましょう。

何に乗って、どこへ行ったか 

● 主なJR路線:東海道本線、山陽本線、赤穂線、宇野線、本四備讃線、予讃線、土讃線
● 主な私鉄路線:高松琴平電気鉄道
● 主に行った場所:金刀比羅宮
● バランス:[観光] ・・★・・[鉄道]

◆Day 1◆ 赤穂をちょっとだけ散策

まずは新快速で西へ!と意気込んでホームに辿り着くと…山崎駅付近で踏切立ち入りがあり、さらに立ち入った人物が見つからずに運転見合わせ中とのこと。開始早々何やねん…。

しばらくしてその人物は見つかったようですが、遮断桿が折れていたらしく安全のため徐行。さらに遅れが拡大していきました。待っている間に駅では「回送 新三田行き」が発車。列車も大混乱です。

乗る予定の新快速は35分遅れで出発!これ、播州赤穂で乗り継げんパターンでは…?下手したら途中で打ち切りとかあり得そう。

悪い予感は当たるもので、姫路で運転打ち切りとの放送が三ノ宮のあたりで入りました。まあ今日は余裕ある行程なので後で考えましょう。


姫路には33分遅れで到着しました。新快速はここで打ち切りでしたが、横のホームでは播州赤穂行きが待ってくれていました!ありがたい。同じく西へ行く人々が多くて大混雑でしたが、皆さん相生で岡山行きに乗り換えていきました。

ガラガラになった列車は相生から赤穂線に入って、終点の播州赤穂に到着。行先としてはよく見ますが降りたのは初めてです。こんな駅舎なんですね。

乗り継ぎに半時間ほど待ち時間があったので駅前をぶらり歩いてみました。意外にも架空電線が排されている道路があって良い!赤穂浪士ゆかりの地、ということもあってか石畳が敷かれていたり井戸跡が残っていたりと歴史を感じられる雰囲気になっています。

少し歩いて花岳寺に参拝しました。庭もピシッと手入れされています。

御堂の天井を見上げると…虎の迫力がすごかったです!

朝から列車が遅れて災難でしたが、こうして播州赤穂駅前を歩けたので結果的に良かったかもしれません。駅に戻って赤穂線の続きに乗りました。

マリンライナーの1階席に乗って高松へ

真っ黄色の列車で無事に岡山に到着。それでは瀬戸内海を渡りましょう!

今回はマリンライナー先頭車の1階席に乗りました!座席指定券が必要ではありますが、リクライニング付き座席で快適な移動ができます。快速なので青春18きっぷでも指定券を買えば乗れるというのが嬉しいですね。

車内はこんな感じ。座席と窓枠との位置関係を間違えて予約したので眺望がちょっと遮られてしまったのが残念。

ちなみに2階席はグリーン席の扱いになっています。また、運転席の後ろは前面展望ができるグリーン席です。今回はケチって乗りませんでした。

京阪8000系のダブルデッカーと同じく、1階席からの目線高さはホーム床面です。走行音は響かず静かでした。茶屋町から先では、高架のコンクリート壁がひたすら見えます!なので眺望は正直良くないです…。瀬戸大橋の上も視界は微妙。


何はともあれ四国に上陸したら、いつも通り予讃線を爆走します。楽しい。

高松でうどん

うどんの地、高松に到着しました。4年前に行った「綿谷」の肉ぶっかけを忘れられず、早速駅から20分歩いてガッツリいただきました。美味しい!

続いて、4年前には行けなかった「岡じま」へ。いりこのつゆが独特の味でこれまた美味しかったです!

だいぶお腹も膨れたところで、高松から琴平行きに乗りました。4年ぶりの琴平駅。今回はそれほど人出が多くなくてゆったりと歩いて回れそうです。

それではこんぴらさん参りにGO!

しあわせさん。こんぴらさん。

…4年前の記憶が蘇ってきます。それにしても石段がキツい!当時より体力が落ちているものと思われます。加えて、前回に引き続き猛暑と快晴のダブルパンチが強力でした。

参道からひたすら石段を上って上って、もうすぐ本殿!…と思ったら最後にこれが待っています。ヘトヘトです。

上がる息を抑えつつ参拝。お礼参りでも何でもありませんが、神様に「また来ました!」とお伝えしておきました。

さて、ここまで上って来たのにはもう一つ目的があります。琴平の街を走ることでんをここから眺めるのです!

…といえど、さすがに遠すぎて肉眼ではなかなか厳しい。ここはデジカメのズームに頼りましょう。


線路っぽいものを探し出し、列車がやって来るタイミングを見計らって一枚パシャリ。列車がどこを走っているのか分かりますか?

写真も撮って一息ついたら石段をひたすら下りて麓へ。帰りはさっき撮ったことでんに乗ることにしました。琴電琴平駅前に鎮座する鳥居がデカい。

列車にはことちゃんファミリーのヘッドマークが付いていました!独自のICカード「IruCa」の発売50万枚を記念したものです。かわいい。

ことでんに乗ると様々なことちゃんに出会えます。私のお気に入りは、駅のごみ箱の絵柄。フォントも相まって何とも言えないかわいらしさと面白さがあります!

琴平線で注目していたのが2020年に新規開業した伏石駅。珍しく高架駅でもあるこの駅の前にはバスターミナルが造られ、交通の新たな結節点となっているそうです。確かに乗降が多かった印象でした。

高松市内に戻ってきてこの日はこれですべての予定が終わりました。あとは居酒屋で四国の名物をいただきながらお酒を…。骨付き鳥が旨い。

◆Day 2◆ 三豊と丸亀でうどん

二日目も時間に余裕があるのでゆったり出発。友人から高瀬駅の近くにあるうどん屋さん「渡辺」をオススメしてもらったので行ってみることに。予讃線に揺られて高瀬駅へ向かいました。

特急が通過するこの駅で降りることはまずないので何やら新鮮な感じです。駅から10分ほど歩いてお店に到着。まだ昼前でしたが車が多く、お客さんもたくさん入って賑わっていました。

カウンターからは実際にうどんを打っている様子を眺めることができます。そして天ぷらうどんを注文すると…。

デカい!何やこれ!器が小さく見える!

巨大な天ぷらはサクサク。うどんには強いコシがありました。出汁は優しい味で、美味しくいただきました!


駅に戻ると次の列車まで何と40分待ち。思ったより早く食べ終わりました。待ち時間に資格勉強しろということですね。ちなみにここで勉強したおかげか、以前書いた通り国内旅行業務取扱管理者になることができるようになりました。めでたし。

〆は丸亀まで戻って「龍神うどん」でいただきました!これまたやみつきになるお味の肉ぶっかけ。御馳走様でした。

今回は4軒のうどんで満足しました。これにてうどん巡りは終わりです。

調子に乗って帰りもマリンライナー1階席の予約を取っておきました。瀬戸大橋の上でも視界は微妙と先ほど書きましたが、進行方向右側に座れば橋の壁が遠くなるのでこんな感じの眺めがちょっと楽しめる…かも。

岡山からは山陽本線でひたすら西へ。相生行きは混んでいました。姫路から新快速に乗り換えて今回はおしまいです。うどん、美味しいですね!今後も18きっぷが余ればこんな感じでサクッと香川県に行ってみようと思います。いや、余らんでも行けよという話か。

次は、瀬戸内しまなみ海道でサイクリングした話を書きます。

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