見出し画像

これからゲームの企画を考えるよ

2022年がスタートしました。これを書いているのは1月8日。
去年は秋に発見王をリリースして、年末まではアップデートに追われてました。おかげさまでプレイした人のレビューもいい感じです。
収益は手放しで喜べる状態ではないですが、そこそこ頑張ってます。
今後、発見王をコンテストや展示会に出して露出することも考えていこうかな、という状況ですね。

次のゲームはどうする?

今は何をしているかというとスバラシティのアップデート作業です。
4月くらいを目処にやってます。
建物をグラフィックを毎日コツコツと描いてます。
で、その間に次のゲームの企画を考えなければいけません。
いくつかアイディアはあるんですが、どれも決め手に欠けるというか、
良いところと悪いところがあるんですよね。
絶賛悩み中です。
僕の中で企画をGOするときの評価基準をクリアしなければいけません。

良い機会なので、その評価基準をnoteに書いてみようと思うわけです。
ジャジャーン!

開発者目線の評価基準

ユーザー目線なら、面白ければいい、ストレスが少なければいい、という話で終わるのですが、開発者目線だとお金儲けをすることになるので、もう少しハードルが高くなります。

3つの要素

僕のゲームの評価基準は3つの要素からなります。
①プレイしたくなる魅力
②プレイの面白さ
③長く遊べる
以上の3つです。まあ普通のことですけども、3つとも揃えるのは難しいんですよ。ほんとに。
このぞれぞれについて、何故必要なのか、基準の難易度、満たされないとどういうことになってしまうのか、などを説明していきたいと思います。

①プレイしたくなる魅力

実はこの①が最も難易度が高いんです。
スクリーンショットや動画、簡単な説明文でプレイヤーを獲得できるかって話です。
「そうそう、こういうのがやりたかったんや」と思わせる力です。
ゲームに限らず、すべての世の中の商品はこのハードルと戦ってますね。
世の中に色々な続編が多いのは、これが難しいせいだと思います。
「前作よりもっとすごいよ」で良いんだもん。

新しい題材、新しいゲーム内容で「こういうのがやりたかったんや」と思わせるのは、ぶっちゃけ無理です。
ポケモンGOとかは卑怯なほんとゲームですね。
個人開発者で10年くらいゲーム作ってるけど、一度「浮世ウェーブ」のときにちょっと満足できたかなあーって程度。

でもホームランを打たなくてもヒットを打つ方法はあるんです。
固定のジャンル内でトップを取ればいいんです。
ここは題材選びが重要になってきます。みんなが知ってる題材でゲーム化されてないものがあればワンチャンあります。
固定ファンに刺さればいいんです。

②プレイの面白さ

これはゲームの面白さそのまんまなので、あれこれ言う必要ないと思います。新しい要素とか驚きとかあるに越したことないのですが、無くても丁寧にチューニングすればゲームは面白くなります。
僕の場合、ゲームシステムを変に捻ってしまうのが悪い癖ですが…。

③長く遊べる

長く遊ばせることが何故重要なのか?
それはゲームの収益に一番関係があるからです。長く遊ばせる工夫をするだけで収益が倍増するんです。
広告や課金どちらにも打つ手が増えます。

ただ長く遊ばせるのは少し難易度が高いです。
最初の設計段階に要素を決めておかないと難しいし、
ゲームのジャンルにも左右されます。
例えば、シューティングゲームの面数を倍増したとしても、長く遊んでくれるかどうかは微妙ですよね。
プレイヤーを飽きさせず長く遊ばせることができるか、なのです。

僕が作った「スバラシティ」というゲームがあるんですが、とても長く遊べるんです。プレイ時間が長いし繰り返し遊べるし。
そのお陰もあって発売後6年以上経つんですが、今でもスバラシティの収益で生活できているようなものです。
なので超重要っす。

まとめ

これらを踏まえて企画を考えよう、というわけなのですが…
難しいですね。
ゆっくり考えます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?