よんだものみたもの
日々は目まぐるしい。
わたしはその場その場で一生懸命にしか生きられないので、過去のことをかえりみることができずにいる。
そんな生活をしているとふとしたときに味気なく毎日が過ぎていくような、自分の中に何も残っていないような気持ちになる。
なにかしらのカンカクを取り戻そうと、手始めに友人知人からおすすめしてもらった漫画や映画をよんだりみたりしている。
この3日間くらいでよんだりみたりしたのは以下だ。
漫画
城戸志保「どくだみの花咲くころ」1巻
トマトスープ「天幕のジャードゥーガル」1~3巻
たかたけし「住みにごり」1巻
映画
北野武監督『首』
ホセ・モンテシノス監督『ホワイトシャーク』
漫画の「どくだみの花咲くころ」がすごく自分に響いた。
わたしはやや芸術作品の好みが独特なことを自覚しているのだけれど、主人公の清水に強く共感した。
誰がなんと言おうと、自分が好きな作品は好きだし、誰がどれだけ別の人や作品を高く評価しようがわたしの中での特別な作品の価値は変わらないのだ。
サイコーなものは、唯一無二に自分の特別であり続けるのだ。
そういうカンカクを思い出させてくれた。
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