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「誰かのための名探偵図鑑」をはじめたい

毎年恒例の多忙期間を過ぎ、何か書こうと思い立ったのだが、いろいろ使い方を忘れてしまっている気がする。まあその点は追々慣れていくしかない。

さて本題。

『名探偵コナン』の単行本カバーに「青山剛昌の名探偵図鑑」という名の各種メディアに登場する創作探偵の紹介文が載っていることは有名である。単行本が100巻を数えた今となってはついにその数も100人(99人+1匹?)に至ったわけだが、ここでちょっと待ってほしい。他にも紹介しきれない素晴らしい名探偵はたくさんいるはずだ。本稿は「まだまだいるぜこんな名探偵!」と勝手に筆者が対抗(?)企画を打ち上げたものである。

もちろん本音を言うともっと別のところに意図がある。メジャーどころの創作探偵はwikipediaに単独で記事を作成されることが多いし、ネットでググればいくらでもその情報を得ることができる。とは言え単独で作られるキャラクターなどほんの一握りに過ぎない。それ以外のキャラクターについては検索しても個人ブログの作品感想文が関の山で、そのキャラクターの登場する作品すら調べられないことも多い。そんな状況を少しでもなんとかできないかと考えた。

本当は「マニアックすぎて伝わらない名探偵図鑑」と名付けようと思っていたが、「マニアックとはなんだ!」と方々からお叱りを受けそうなためこの名前に変更することにした。おっしゃるとおりで、これから紹介するキャラクターはなんらかの理由で相対的に目立たないだけで、必ずしも不人気とは言えないためだ(その多くは作品数が少なくて単行本として書籍化されない、超売れっ子作家が手がけているがその作家の他の探偵役の人気があり過ぎて相対的に目立たないなど)。

紹介する名探偵のルール

・紹介する創作名探偵は小説作品に限らない。また本格ミステリとも限らない。

・本家「青山剛昌の名探偵図鑑」に記事の執筆時点で紹介されていない(そのため本家が控えがちな漫画が主体になるかもしれない)。

・紹介する名探偵の登場作品がすでに完結している。また小説などの場合、長く新作が発表されておらず、続編発表の見込みが薄い(5年ほど?)。

思いついたことを次々始めてやめてしまう私ゆえ、いつまで続けられるかはわからない。しかし非難が殺到でもしない限り5人は続けたい。その名探偵について知りたい、もっと作品を読んでみたいと思う人がネットで検索したらヒットするようにしたいという動機である。気まぐれに更新を再開するときもあるかもしれない。

※2021/10/30追記

名探偵を軸とした作品紹介の例として「青山剛昌の名探偵図鑑」の他にAga-Searchなどがある。

Aga-Searchは国内外を問わない推理ものの紹介を広く行っているが、個人の推理作家に限ればファン(?)個人で作品のデータベースや紹介サイトを作っている人は結構いる。もちろん名探偵に焦点を当てているものはめずらしいだろうが、そういう理由もあるため参考にしたサイトはきちんと紹介していくつもりである。

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