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「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO」DAY3 2nd STAGE 個人的レポ


9月19日、
「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO ~Best Music & Market」の2nd STAGEに行ってまいりました!
台風が近づいている中だったので会場近くは時折豪雨に見舞われていましたが、無事開催されて何よりでした。


当方マカロニえんぴつと秦基博さん目当てで見に行ったフェスでしたが、めちゃめちゃ楽しかったので個人的レポを残しておこうと思います!
OKAMOTO'Sと今市隆二さんは無予習だったので抽象度高めです。
また、MCは一言一句再現というより、ニュアンスで伝えてますのであしからず。


○ OKAMOTO'S

まずは「BROTHER」からスタート!最初の「lai lai la la la」のところから会場のボルテージ爆速で上がっててもうライブ終盤かと思ってしまったくらい。
そしてボーカルのショウさんめちゃめちゃ動く。途中打楽器も叩く。息全然切れずに歌ってる。普段ロックバンドのライブあまり見にいかないんやけどみんなあんな感じなのか。プロだ•••
代わりに他のメンバーは淡々と自分の演奏を全うしていてそこでステージ上のバランスが取れていた。アツい想いを伝えるショウさんに対し、4曲目終わったあたりで「比較的スムーズにいってますけど大丈夫ですか」とベースのハマさんが冷静にツッコミ入れてるのに笑った。

あと演奏の重厚感、グルーヴ感半端なかった。空間を音で全て喰らい尽くす感じ。特に最後の「90'S TOKYO BOYS」のアウトロでハマさんとギターのコウキさんが向かい合って演奏するところかっこよかった。
あとショウさんがメンバー紹介して演奏している他のメンバー残して先に出て行ったのだけど、ボーカルだけ先に退場するバンド見たの始めてでびっくりした笑

私の中ではOKAMOTO'Sってめっちゃキャリアあるイメージで、今回てっきりトリだと思ってたけど、wiki覗いたらみんなまだ31歳。思ってたより若い。
そして出番後はショウさんがアフターラジオ出るからトップバッターだったのね。納得。

○マカロニえんぴつ

冒頭、ギター田辺さんとベース高野さんがタオル目の前に掲げながらステージに出てきたところ可愛かった。
2曲目の「ルート16」は、歌詞に「ラジオ」という単語があったので披露したということでしたが、ライブで滅多にやらないということでびっくりした。初マカロニで聴けた私超レアやん。イントロの長谷川さんのキーボード大好きなのでこれからもやってほしいな!

そして個人的にやられたのが、「恋人ごっこ〜洗濯機と君とラヂオ〜星が泳ぐ」の流れ。
まず恋人ごっこ、私の中では2サビまでポップス、Cメロがロックという認識でいたのだけど、生音は2サビまでロック、Cメロは超ロックだった。Cメロのとき、渋谷側のステージから原宿側にいた私のところまで音が一気になだれ込んできて、その勢いに一気に押し流されてた。
そして音が切れることなく洗濯機と君とラヂオ。アップテンポでライブでは間違いなく盛り上がる楽曲だと思うが、私の情緒は洗濯機でぐるぐる回されていく。とりあえずささやかな抵抗でサビでは手を前後に振ってみた。これも思い切りタイトルにラヂオって入ってるので演奏されても不思議はないけど、この時そこまで考えていられる余裕はなかった。
そこから星が泳ぐ!これも大好きな曲。イントロの照明がめちゃかっこよくて、私は洗濯機から出て一気に夏にタイムリープする。振り回されすぎてここで情緒が死んだ。久しぶりに思考が感情に追いつかなかった気がする。

そして最後に、「あなた自身と、あなたの大切な人に素直になってみてください」とボーカルはっとりさんに言われて聴いた「なんでもないよ、」は言葉がストレートに刺さって泣けた。はっとりさんがみんなが心の中で歌っていたであろう最後のラララを聞こうとして、あえて歌っていなかったのが印象的だった。

○秦基博

今回唯一生音を聴いたことがあるのが秦さんだったが、いつもワンマンライブや対バンだったのでフェスで見るのは初めて。今回前半2組がロックバンドということもあり、かなりあったまった状態で秦さんはどうくるのか結構楽しみにしていた。
1曲目は「ひまわりの約束」。ワンマンライブだと後半に持ってくることが多いが、最初にみんな知っている楽曲で会場が一気にその静かな世界観に引き込まれ、一体となった。マカロニで狂わされた私の情緒も少し安定を取り戻した。
そして「グッパイ・アイザック」で場が明るくなる。私の周囲の人が一気に立ち始め、演奏を楽しんでいたのでそれだけでこちらもすごく明るくなった。
そして「Trick me」と「Raspberry Lover」で一気にダークサイドに引き込む。この「温」と「冷」の両面を持ち合わせているのが秦さんの魅力だと常々感じているけれど、フェスでも遺憾なく発揮されていてうまいセトリだなぁと思ってしまった。
そして「残影」まで歌って、最後の「鱗」。この流れで聴くと、恋愛にはおさまらない大きな愛情を感じてまた気持ちがあったかくなった。

秦さんは今年サマソニのヘッドライナーを務めたりしていてフェス人気は高いのかなと思っていたけど、その楽曲の歌詞、音全てを会場にいる人にまっすぐ届けようとしていて、みんながそれを受け取って噛み締める、みたいな時間が流れていてほんとに居心地が良かった。
MCの秦さん節も変わらずで、残影歌う前に「六本木クラス見てる人?(パラパラと手が上がる)全員ですね。なら説明もいらないと思いますが•••」と観客をいじる姿に笑ってしまった。

あと個人的な話ですが高橋優さんのサポメンされてる頃からよっちのドラムがすごく好きだったので、最後メンバー紹介で名前が出てきた時泣きました。

○今市隆二

ステージが明るくなり、真っ先に目に入ったのはコーラスの2人組。そしてダンサー5人が入ってきてパフォーマンスがスタートする。
おそらく真ん中のグラサンの人が今市さんなんだろうなと思いつつも、あまりダンスミュージックに触れていない私は、ステージの状況に慣れるまでちょっと時間がかかってしまった。
でもだんだんと周りが見れてきて、ゆったりした楽曲ではダンスがだるい感じに見えないよう、指先まで気を遣っているのだな、と思うなどしていた。あと途中でグラサン取った今市さんイケメンだった。
アンコールは時間の関係があって見れなかったのですが、本当に様々なパフォーマンスを見せてくれて全然飽きなかった!「辛」では今市さんは赤の衣装で歌に専念して、白い衣装のダンサーさんが楽曲を動きで表現していたのが印象的だった。歌詞に耳を澄ませると辛いってめっちゃ言ってるけど、そこにダンスとのいい意味でのギャップを感じた。
そして「I'm just a man」ではピアノの弾き語りが聴けた。LDHの方のライブも初めて見たけど能力幅広すぎる。

○その他

・照明がかなりの数セッティングされてて、色も綺麗で神でした•••曲ごとにあげだすとキリがないですが、楽曲の魅力を最大限に生かす演出になっているものも多くてよかったです!
・2ステージ制で転換がスムーズなのすごく快適でした!アーティストとアーティストの間は体感5分もないくらいだった。


コロナ禍になってから初のフェス参戦でしたが、久しぶりに色んな音楽が楽しめたのですごく刺激になった!新しいアーティストに手を伸ばす機会も減ってきてしまっているので•••
フェス開催のハードルは以前より上がってしまっているけれど、ときにはこういった機会に触れることの大切さを実感したので、みんなでルールを守りながらフェスシーンも少しずつ戻っていったらなぁと思ったのでした。


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