まどろみ

【シティ北九州9位】まどろみチラチーノLO【棚ぼたLO道中記】

1.はじめに

皆さんこんにちは
福岡でポケモンカードをしている、ひろしまです。

ここで簡単に自己紹介といくのが普通の流れなのでしょうが、お前のことはどうでもいいメンorウーメンが大半だと思うので省きます
※どうしても気になる人のために、一言で自己PRするなら「頭ねじハズレ男」です

今回は去る1/18小倉で行われたシティリーグでベスト16に入ることができ、使用したデッキもとても良いものなので今の環境のおさらいも含め、大会レポートをしようと思った次第です。

(注意事項)
・記事内では、独特の呼称や略称を用いる場合が多々あります。
・基本は備忘録、そして初めての記事なので読みづらい部分がほとんどだと思うのでご理解ください。
・こちらの記事は有料ですが、最後まで無料で読めます。
街頭にいる外国人詐欺グループの泣き言に騙されてお金を取られる前に、この記事にちょっぴりばかりの投げ銭をしていただけると、ワタシウレシイデス (福岡ネタ)

 僕だけでは及ばないところが無限大にあったので師匠のマサキさんにも追記してもらいました!(というわけでたまにマサキが登場します)
 そして投げ銭をしてもらえると、数多のLOデッキを生み出し、僕をモルモットにするマサキさんのデッキの作り方が見れます。是非参考に!
 コントロール系はどうしても敬遠されがちなので、普段からそういったデッキを使ってくれる方がいるととても練習になり見聞も広まります。僕のように山切れモルモットになりましょう!!

2.環境読み

 12/6に、拡張パック「ソード」「シールド」もとい「ザシアン」「マリィ、クイボ」が販売され、翌日の12/7からシティリーグシーズン2が始まりました。

 新弾パックが同時に2種も出たのに毎日のように見るのはほぼ同じカードばかり(犬・球・ソーサー・ババア、いやお淑女、マリィたん他約10種ぐらい)

 試しに12/7~1/13までのシティリーグ(全国で31回ありました)のベスト4デッキを集計すると、
「三神ザシアン」26(三神以外のザシアン、スピード・ルカメタ13)
「ピカゼク」26 
「ミューミュー」21(超13・炎8) 
その他(ズガアゴやタチフサグマ・モルペコドール)など

無題


 上記データを踏まえtier表を作成すると

tier1
「三神ザシアン」「ピカゼク」「超ミュウミュウ」
tier2
「ルカメタザシアン」「スピードザシアン」「モルペコドール」「レッパ」
tier3
「タチフサグマ」「ズガアゴ」

このようになります。

注)
あくまでも主観です。俺のズガアゴ最強だからtier∞って思っている、そこのあなた、申し訳ございません。

3.各デッキのおさらい

【三神ザシアン】
 「ザシアンV」が発表された瞬間だれでも気付いた最強デッキ。当然ながら環境の中心。
 神々の以前の相方はケルディオというシカだったから奈良公園か厳島神社ぐらい特別な感じだったけど、ザシアンは犬なので、さながら神社の狛犬 そこいらの神社に普通にいる。それぐらいポピュラー。しかも、ザシアンの後にvictoryのVがついてる。勝つにきまっとるじゃん。
 このデッキの大きな欠点は非常に単調。先行!三神にエネ貼ります!「ザシアン、ふとうのつるぎ!」ってやるだけ。「ふとうのつるぎ」でエネルギーが1個付けば心が安らぎ2個付けば口角が上がり3個つけば「うひょー」という奇声を発しながら縦に揺れる。
 あと隠れ欠点で「ブレイブキャリバー」って言いたかったけど間違って「ふとうのつるぎ」って言うと番が終わります。気を付けましょう。

【ピカゼク】
 TagTeam始祖にして最強のTag。ずっと環境にいる。友人のkume氏によると「ピゼ」。彼は4文字の言葉すらめんどくさくて略すらしい。最終的に「ピ」になりそう。
 安定したエネ加速、「エレキパワー」によるバフでの奇襲性、今年はネズミ年などこのデッキの弱い要素があまり見当たらない。さらに言えば「ピゼ」は鋼抵抗をもっており上記の「ザシアンV」の攻撃に耐えることが出来るのも非常に強力。このデッキにも「カプ・コケコV」がいる。

【超ミュウミュウ】
 全知全能のTagらしい。知らんことぐらいあるだろ。僕の体重とか・・・ イカたちの就職先はこのデッキとなった。
 このデッキには先行2ターン目から使える必殺技「マリィババ抜き」が存在する。いきなり手札2枚にされる。おかしくない?僕はこのババ抜きで必要なカードを抜かれないためにメンタリストのDaigoさんに弟子入りしようかと目論んでいます。さまざまな技マシンを駆使(だいたいはナイトウォッチャーって言ってる)し、相手を追い詰めていく。
 欠点はなんか事故って止まるときがある。でも使ってる人は事故んなくて気まぐれで僕が使うと事故る。人を選んでる印象。体重教えれば事故らないのかな・・・

【ルカメタザシアン】
 抜群の安定感。「鋼エネルギー」統一できるから三神ザシアンでたまにある「ぴえぇぇ、ザシアンにあと1エネ貼りたいけど水しかないよぉ」が絶対に起きない。
 「フルメタルウォール」も超強力。相手のエネルギーをぶっ壊し、受けるダメージはマイナス30。「ザシアンV」に剣じゃなくて「鋼鉄のフライパン」を咥えさせればHPが実質280になり弱点が消える。生半可な攻撃だと、山ガール海ガールTagに回復される。マオがかわいいから許容。これが「やまおとこ&海パンやろうTag」だったら確実に対戦相手の目の前で破くという事件が発生していた。
 欠点はもっさり。ミラーだととても長い。がちがちにしたのに青天井系にワンパンされるとすごく萎える。

【モルペコドール】
 ヨネダタクヤさんが使ってたデッキ。新ゾロアークこと「チラチーノ」の安定したドロー力。「モルペコV」と「ピッピ人形」の嫌らしい組み合わせ。どんなデッキにも柔軟に戦える。でも難しい。初心者の僕は適当に「コケコV」で「サンダーボルト」って唱えて返しのターンできっちり殺される。
 欠点は上記したように、高いプレイスキルが求められるのと「モルペコV」の技の性質上早い段階でエネルギーを持った「モルペコV」がお亡くなりになると胃が痛くなる。


 とても長くなったので後ははしょります(俺のズガアゴ警察の方申し訳ございません。強いです。勝てません。)

4.現環境の傾向等

 ここからは今回のデッキの選考理由にも直結する話題となります。問題点は2つあります。

 1つ目は、ルール変更により「先行1ターン目でサポートが使えない」こと。
 これにより1ターン目でエネルギーを確実に張らないと遅れてしまいずるずる負ける。種事故して非GXのかわいいHPだと後1で消される可能性が上がったという悲しい事件が発生しています。
 でもやはり先行ゲームで話題の三神ザシアンの王道の動きを先行1ターン目に行うことで優位な展開を作りやすくなるので、サポート禁止は良調整と考えています。

 2つ目は、レギュレーションが変わり、たくさんのカードが使えなくなってしまいました。大金はたいて購入したカプテテフもいまや数百円。僕の大好きなゾロアークはこの間30円の箱に入っていました。
 それはさておき、A落ちによりベンチ干渉、道具破壊がとても難しくなりました。特にベンチ干渉では「グズマ」、道具破壊では「フィールドブロアー」のレギュ落ちが厳しいのではないでしょうか。
 それによりGX以外のポケモンは「カスタムキャッチャー」2枚使い・もしくは「ポケモンキャッチャー」の50%を信じることでしかベンチから引きずり出せない。ベンチ干渉しづらさは「ピッピ人形」との組み合わせでさらに強力なものとなり、前述した「モルペコV」が強い理由もそこにあります。

 僕も最初は流行に乗じて三神ザシアンを使用していたのですが、単調だしワンテンポ遅れると負けちゃうからはっきり言って面白くないと感じていました。
 基本的に僕も相手も後攻1ターン目は「マリィ」が何故かハンドにあり今持っている手札は山の下に行くので最初の手札がとても強くても何も安心できません。「マリィ」の返しに「デデンネGX」と「博士の研究」を使えればちょっとうれしい気持ちになります。

 余談ですが、タッグオールスターズのデデンネ(壁張り付きver)はとてもかわいいです。


 ここで気付いたのですがルール上、ポケモンカードは47枚の状態でスタートすることとなり、おばあちゃんの知恵と壁張り付きネズミを使えばさらに13枚減るので全体的に山の削りが早いということに着目し、今回使用したLOが環境にマッチしているのでは?と思いました。
 LOなら相手より遅れてストレスも感じないし、当時は浸透してないからいいかなって思いました。

 はよデッキレシピ出せと、お思いのそこの方々もう少し付き合ってください。初めてなのでいろいろ書きたいんです。


5.このデッキを握るまで

 上記理由でサトシさん、マサキさんと相談調整を行い下記のデッキが生まれました。実はCL愛知以降からLOの研究はしており(彼らが)、
 「バレてないし行ける!!」って思っていた矢先1/6から急激にLOが流行り、なんとあのとーしんさんも使用し成績を残すというおぞましい事態が発生してしまいました。

 流行った一因はポケカメモ杯でチームやぶれかぶれのパシャが使用したデッキをもとに考案がなされ、環境にマッチしていたので結果を残しやすかったのだと思われます。

 LOはLOだとバレてると少し弱くなるという欠点があるのでこの流行りは逆風でした。
 しかしながら流行り始めてから僕らが出場するまでのシティリーグまで1週間しかなく、付け焼刃で使えるものではないので、そんなに多くないのでは読みをしました。

 最初はハンサム型が原案となりました。

 このレシピをマサキさんに送ったところ「ハンサム」が「チラチーノ」に変わりました。

 そろそろお気づきだと思います。そうです!今回のデッキ僕は何も考えてません。シティリーグ当日の朝に組んでぶっつけ本番でした!
 なので、このデッキはお二人の努力の賜物であり、それを使わせていただけた事を大変光栄に思っています。
 お二人が一生懸命考えてる横で僕はパワプロのアプリをしていました。確か野手のPGができて一人で興奮してた。

とりあえず当日握ったレシピはこんな感じです。

画像1

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 どうも、こんにちは!マサキ(@masaki_flareon)と申します。
 ひろしまさんの記事ですが、加筆させていただくことになりました。ひろしまさんほど面白い事は言えないですが何卒ご容赦を。

 自分は普段からLO(エクストラウィン)デッキをメインに調整していて、環境にマッチしていると思えばことごとく大型大会に持ち込んでいる類の人間です。(可能性を感じられなかったときは、考えるの面倒なので青天井デッキをよく使います)

 まず、こちらのデッキが仕上がるにあたって、影響を受けたレシピが2つあります。
 1つ目はこちら、

画像2

 ポケカメモ杯で結果を残したパシャ(@pasha_spl)さんのチラチーノLO。
 彼とは長い付き合いがあり、現在では共にLOを研究する仲です。

 もう一つは、

画像9

 最近練習に付き合ってくださっているサトシ(@3104_at_Fukuoka)さんからいただいたまどろみLOです。

 元々シティリーグにはLOを握ろうと考えていたので、ここから諸々の調整を施す事にしました。

 まず、それぞれのレシピを回してみて、メリットデメリットを書き連ねていくことに。。。

◆チラチーノLO
○ 圧倒的スピードで必要札を揃えられる前に山から消し去る事が出来る
○ 最終ターンは山を11枚削ることが出来る
○ チラチーノが複数体立ってしまえばザシアンをジュジュハチで自主退場させられる(ザシアン2体目以降を必要としない)
○ マリィやスタンプの返しが強い
● 相手の動きを止めるプランが存在しない
● チラチーノが立たないまま負ける試合が多々ある
● 確率低いはずなのにミュウミュウスタートが割とある
まどろみLO
○ 圧倒的なサポ枚数で序盤の事故がほぼない
○ ロック性能が高い
○ 相手の手札を貯蔵庫にさせない
● ドローをサポに頼るため、ジュジュハチの打ち始めが遅くなる
● マリィやスタンプを返せないことがある
● ザシアンを複数体使うため、三神に押し切られがち
● 勝ちまでに必要なターン数が長い

 それぞれメリットもありデメリットもありという感じです。
 とにかく回してみて思ったのはそれぞれのレシピで、安定してシティリーグ予選を勝ち抜くのは厳しなということでした。
 勿論当人たちのレシピを批判するつもりはなく、これは比較対象があってこそのことだと思います。

 そこでふと感じたのが『これ混ざれば欠点ほぼなくなるのでは?』ということ。

 そこで出来上がったのが、こちら。

画像4

※この時点では入れられるものを最大限入れて、まだメタは全く考えていません
 しばらくはこの軸で調整を進めていくことになります。

 しかし、大会一週間前。
 ここで幸か不幸かとーしんさんが握ったマグカルゴLOというアーキタイプが世に出回ることになります。

 型が違うとはいえ流石にバレてしまったからにはLOは握れないか?
 いや、あえて出回っているレシピと差を出すことは強みにならないか?
 などなど。

 一週間という短い期間で、サブプランデッキの調整をひろしまさんに任せながら自分はひたすらまどろみチラチーノLOの調整をしていました。

 結局前日まで迷いに迷っていたわけですが、ここでふとTwitterを見てみる。

『カルゴLOはとーしんさんだから回せる』
『LOってミラー不毛だし握れないわ』
『サンザシにフリージオ入れときゃ勝てるやろ』

 なるほどね。
 世論はこういう感じか。

 ここで出した個人的見解としては

・LOというデッキタイプは認知されたけど、大してvsLOを研究してなさそう
・LO対策を1-2枚のカードで済ませている人が多そう
・LO自体が大幅に増える事はなさそう

 ということ。

 なので、現状の構築を大きくいじる必要はないが、あえてとーしん式と変えることで初見殺しをする。程度のものでいいかなぁという結論に至りました。

 てな感じで、調整メンバーには前日にこんな感じでレシピを提出。

画像5

 ※今回は3人でレシピ共有していましたが、最終調整は各々に任せたので、ひろしまさんの構築とはやや違います。

 そして、前日に提出したレシピから、当日会場に行くまでの間に迷いが生じて、当日握ったデッキはこんな感じになっていました。と言ってもグズマハラ⇒いれかえにしただけです。

画像7

大体の採用理由については次の項でひろしまさんに解説していただきます('◇')ゞ


6.採用・不採用カード

 戻ってきました。ひろしまです。
採用カード
【ポケモン】
「ザシアンV」4
 僕のザシアンは誰も傷つけない優しい性格です。ごわごわ。たしか盲導犬だったはずです。ワンちゃんがいないと不安なのでマックス投入の4枚 でも実際使うのは1枚。ほかのワンちゃんは後述の「やりくり」のふわふわにうまいことされます。

「チラチーノ」4-4
 このデッキのエンジン。ゾロアークの弟子。かわいい。ふわふわ。いっぱい来てほしいからマックス。しかし盤面に出てるのはだいたい2体。多くて3体。ゾロアークと違って大人になかなかなろうとしないやつなので大人になれず負けるときも多々あります。「チラーミィ」はこのデッキではHP70の方がよいでしょう。

「ヤレユータン」(リソースマネジメント) 2
 技名の通りこのデッキのマネージャー。ふわふわ。こいつがいないと無理なのでサイドに隠れてないか真っ先にチェック!枠があるなら増やしたい。リソマネで戻すカードは後述。

「メリープ」2
 このデッキのアイドル。めっちゃ可愛い。ふわふわ。相手は寝る!でもよく見たら自分も寝てる。サイドに隠れてほしくない。

「マーシャドー」(リセットホール)1
 うねり壊すマン。ふわふわ(?)

「ミミッキュ」(なりすます)1
 1ターンでジュジュハチ3回使えるカード。アセロラおらんほうがかわいい。ごわごわ。

「オンバット」(はかいおん)1
 三神ザシアンの手札の「ポケモンいれかえ」と「カスタムキャッチャー」をもぎとる。技のタイミングはセンス。対戦相手が眼鏡をしていたらレンズとかフレームに反射して手札が見えるかもしれない・・・。蝶野みたいなサングラスしてたら写ってるはずなのでこそっとやりましょう。どっちかというとごわごわ。


【グッズ】
「クイックボール」4

 強いので4枚。手札コスト最有力カードは2枚目以降のザシアン。なるべく初ターンにザシアン・チラーミィを1体ずつ置くことが目標。

「スーパーボール」2
 スーパーとかいうくせにポケモンゲットできないときがある。やっぱりハイパーボールってすごい。自分の山が薄くなってシステムを完成させる際つりあげた「ヤレユータン」を取ってこれたりと便利なのでむやみにコストにしない。

「リーリエのピッピ人形」4
 強いので4枚。バトル場、ベンチ両方に置けば相手のオフィネさん(フィオネ)関係なくなる。なるべく頑張って2体を盤面に置きましょう。リーリエさんの香りがしそう。ふわふわ。

「カスタムキャッチャー」3
 サイド落ち考慮で3枚目投入。相手を縛れる。「縛り」はターンを稼ぐための一つの有効打。最悪ドローもできる。便利グッズ。

「ともだちてちょう」2
 友達がたくさんいると思い込んでいる奴の悲しき手帳(の略)。イラストからもわかるように中身はまっさら。なにも書いてない。鞄に手帳いれとけば、できる風のアピールをするためのアイテム。オタクに虚勢は必要なのでとても重要。サイドに落ちてないかチェック!枠があれば1枚増やしたい。

「ふつうのつりざお」2
 ふつうにすごいつりざおよりこっちのつりざお使うわ(の略)。まじで「すごいつりざおより」使いやすい。オタクは吊り画像や動画に弱いのでとても重要。サイドに落ちないかチェック!

「タッグコール」2
 無条件で手札が増える謎のグッズ。1枚は使うのでこれもサイド行ってないかチェック!

「ポケモンいれかえ」1
 いろいろ便利。ミラーにも便利。予選でミラー踏んだ時サイドに隠れた憎きカード。途中で気付いたので最初見てればよかった。

「ふうせん」3
 すべてのポケモンがぷかぷか浮かべる。「アブソル」とかいうストーカーがいると「ザシアンV」や「ヤレユータン」は逃げれないので適当に貼らない。ザシアンが風船を咥えてる絵を思い浮かべるとかわいい。「チラチーノ」が風船で浮かんでいる絵を思い浮かべるとほっこりする。サイド落ち考慮と雑に使えるので3枚。立ち回り的に自分の本当につけたいポケモンにつけれるのは1or2枚

「カウンターゲイン」1
 基本「オンバット」用アイテム。雑に場面に公開せずいきなりオンバットしたい。


【サポート】
「ジュジュベ&ハチクマン」4

 3枚でも良さそうだが、「ミミッキュ」と合わせて3枚手札に抱えたいので4枚投入。追加効果も傷ついた「ザシアンV」にお暇を与えるためにたまに使う。ディ〇ニーのキャラクターにいそう。

「シロナ&カトレア」3
 カミナガスタッグチーム。カトレアの防止がどうしてもホタテにしか見えない。序盤は使う。「タッグコール」で調子乗って2枚持ってこないこと「マリィ」で山下さんされるので。

「マチスの作戦」2
 ズルオブザイヤー受賞のズルサポ。なぜか光ってるのがない。サイドの中でニヤニヤ作戦を考えられても実現できないので、隠れてないかチェック。

「ザオボー」1
 縛りたい奴の「ふうせん」と、眠らせたい奴の「隠密フード」をはがす。こんなん使いたくない。ブロアー返して。

「グズマ&ハラ」1
 「メリープ:お休みセット」や「オンバット:はかいおんセット」を持ってこれる。でもだいたい、「やりくり」などで引けていたから一回も使ってない 俺だけハサミでハラを切り取ってグズマのみを使いたい。


【スタジアム】
「まどろみの森」3

 奥にザシアン住んでたからちゃんとゲームの世界観を表現できてる。ウールー入ってないけどメリープの方がかわいいから許容。


【エネルギー】
「リサイクルエネルギー」2

 使いまわせる。便利。相手がLOだったら「ザオボー」が入っているかもしれないので、雑に貼らないよう注意。

「炎エネルギー」1
 基本エネだったらぶっちゃけなんでもいいけど、「巨大なかまど」とか「ヒートファクトリー」にただ乗りできるので炎。山を燃やすという意思の表れでもある。水だったら「フリーザーGX」が出てくるよのブラフができたりするのでお好みで。
 なんでもいいから、当日の朝占いをして本日のラッキーカラーに合わせるのでもいいかも……
 黒とか出たら今日は使うなってこと


不採用カード
「ペルシアン」(思い知らせる)

 「山にあったらトラッシュされるけど手札だと安全だぁ」って思ってる方たちに文字通り思い知らせることができる。問題はそのうちバレること。思い知らせようと思ったら手札を調整されてこっちが思い知らされる。

「ミュウミュウ」
 「マグカルゴGX」の「マックバン」を打つためのポケモン。歌舞伎の見得を切るようなポーズをするためだけに最初に出しゃばることがある。出しゃばったら困るので楽屋入り。

「マグカルゴ」(マックバン・じならし両方)
 形が違うので不採用。ちなみに、LOミラーだと「マグカルゴ」「さるぢえ」型の方が強いと思う。あちらの方が、山札を大量に減らさずに必要なカードを手札に抱えられるため。

「ミュウ」(ベンチバリア)
 なくてもなんとかなるけどあったら更に相手の筋を潰せるから便利。

「リセットスタンプ」
 これは1枚でも入れるべきでした。お祈りになりますが、これで数ターン稼ぐチャンス。「ザシアンV」か「グズマ&ハラ」など頑張って削って入れたい。

「無人発電所」
 他の方で入っているのを見ました。おそらく「コバルオンGX」や「暁ネクロズマGX」とめるんだろうけど、どうせ無理。

「フーパ(あくのいましめ)」
 「(超)アーゴヨンGX」を入れて「スティンガー」を打ってからの、「ズガドーン」の「デプスボム」が非常に厄介というかやばい。「ズガドーン」を倒すためのポケモン 上記コンボに気付いて実践してこんやろ読みで不採用(読みはあたりました。)

7.プレイング指南

 じゃんけんに勝利したら迷わず先行を取りましょう。
 マサキさん曰く相手に不快な思いをさせたら遅延されて負けるらしいので、対戦前に相手のスリーブやプレイマットを褒めちぎりましょう。どこから来たのか聞くのも吉。同郷だといいみたい・・・
(おれここまで言ってないのに、完全に当日話したこと読まれてるw怖い byマサキ)

 1ターン目の優先度は「ザシアンV > チラーミィ」です。「クイックボール」が一枚しかなくてどちらか一体しか出せない場合、迷わず「ザシアンV」を選択しましょう。
 2ターン目以降は「チラーミィ」の展開を目指しましょう。2~3体出せればOK。かわいいから4体揃って欲しいけどベンチが埋まってしまうので4体は出せません。「チラーミィ」が展開できるまでは「シロナ&カトレア」で頑張りましょう。

 相手次第で重要なカードは変わるのですが基本的に手札に「ともだちてちょう」「ふつうのつりざお」「リサイクルエネルギー」が来ていればアグレッシブに「ジュジュベ&ハチクマン」を使うことが多かったです。

 山を掘っていったらいよいよマネージャーの番です。いずれかのターンは「ヤレユータン」をバトル場に出さないといけないので三神ザシアンが苦手なのはこういうところに起因します。相手にLO対策がなされていないのであれば自分の山を3枚にしてもかまいませんが最近流行っているので、下記のように調整します。

・マグカルゴGXの技を打たれる可能性がない場合(LO以外のザシアン系統・ピカゼクなど)
 「ジュジュベ&ハチクマン」が入っている可能性があるので自分の山を4枚キープ。ピッピ人形とリソースマネジメントでOK。
・マグカルゴGXの技を撃たれる可能性がある場合(ミュウミュウ系統の炎エネルギーが見えたなど)
 「ジュジュベ&ハチクマン」+「マックバン」対策で9枚キープ。
・LOミラーの場合
 レアコイル/アローラベトベトンの可能性を消せるまでは、大量にキープ。
 上記2体の可能性が消せれば、「ジュジュベ&ハチクマン」+「マックバン」対策で9枚キープ。
 炎エネもなさそうなら、 「ジュジュベ&ハチクマン」+「なりすます」対策で7枚キープ。

 リソースマネージメントで戻すカード(ループ完成時)は「タッグコール」「ともだちてちょう」「マチスの作戦」となります。それ以外は臨機応変に見定めてください。ここで悩んでると時間なくなるので、すぴぃでぃに。
 「ともだちてちょう」で「ジュジュベハチクマン」を2枚戻し「タッグコール」で回収してからマチスジュジュハチ:「MJJ」:を決めまくりましょう。山が9枚あって油断している方へはミミッキュも使いましょう。

 山を削り終えたら相手に番を返すのを忘れずに。

このデッキとの戦い方
・三神ザシアン
 「コバルオンGX」入れとけばいいです。「フリージオ」では止まりません。むしろ眠った「フリージオ」に「ポケモンいれかえ」を相手が使わないといけない状態が生み出されるので、「フリージオ」でとまるんやろって人を見るとニヤッとします。にちゃあ。プレイング的にはザシアンより三神やニャース➡ニャイキングとかで戦いましょう。

・超ミュウミュウ
 速攻でホラーハウスで手札を固めてマリィババ抜きという意図は感じますが、意味は薄いです。GX権を使うということはマックバンもないので安心です。ここだけの話ですがスティンガーGXをして超ズガドーンのデプスボムを連打してサイドを同時に取られる方が厄介です。厄介というかやらないで。基本はマリィババ抜きで戦いましょう。

 全般的に言えるのは絞りすぎず使いすぎずです。最初からLOだからって山を使わなければ盤面が弱いので相手にどんどん余裕が生まれます。最低限殴る準備ができるまでは、「おばあちゃんの知恵」と「デデンネGX」は使いましょう。
 殴れるようになったら使いすぎずです。余計なポケモンを不用意にベンチに出さないなんかわからんけど「クイックボール」をしないとか。
 僕の周りはありがたいことにそういったデッキを作る天才が二人もいるので対コントロールデッキのプレイングや対策だけはしみついています。うれしす。

8-1.当日のマッチング(ひろしま)

1戦目 オーロラミュウミュウ 勝ち
 高圧的な印象を受けた方でした。(ストレートに言うと偉そう)。無事に山を削りきれました。相手の山が9枚しかないときに「あと何分?」って急にでかい声出してお友達に聞いてビクッとしました。とにかく番を渡して欲しかったようなので、MMJして山札を0枚にして番を渡しました。

2戦目 三神ザシアン 勝ち
 ポケモンキャッチャーが入っているデッキで恐怖を感じましたが、アグレッシブジュジュハチ、通称「AJ」により「カスタムキャッチャー」「ポケモンキャッチャー」「ポケモンいれかえ」を数枚ずつトラッシュに送ることができた。「ポケモンいれかえ」がなくなったところでエネがなし大きなおまもりの三神(エネルギーつけかえ元)をこちらの「カスタムキャッチャー」で縛り勝利しました。

3戦目 小ズガ 勝ち
 福岡の強豪プレイヤー カズシさんのお父様で、もちろんお父様もとても強いです。マッチングはとても有利ですが、何か切り札的なものを抱えているようなオーラを放たれており、常に油断できませんでした。勝った時は純粋にうれしかったです。ありがとうございました。またお願いします。

4戦目 LOミラー(マグカルゴ/さるぢえ型) 負け
 ミラー用に少し有効的と思い「オンバット」の「はかいおん」をしたら、お相手のふうせんやいれかれなどを一気に削ぎ落とすことはできました。しかしこちらも、肝心の「ポケモンいれかえ」がサイドに落ちており、あちらの「メリープ」からの睡魔に上手く立ち回れませんでした。
 時間を聞くとあと50秒。その時僕の方が山が少なかったので投了しました。てか続けていても負ける。
 この試合で投了していなければオポの差で決勝トーナメントに残ることはできなかったでしょう。自分から負けっていうのは嫌かもしれませんが「戦略的撤退」と思えばなんか賢い感じ出せるのでもうダメなときは「戦略的撤退」を決めましょう。両負けになった多くの場合優勢だった方は面白くなく文句を言ってます。知らないところで言われているから関係ないと思うかもしれませんが今度はあなたが有利なときにそれをされた場合の事を考えましょう。

5戦目 超ミュウミュウ 負け
 事故った!解散です!

6戦目 ピカゼク 勝ち
 対戦前に3連勝からの2連敗で泣きたくなっていましたが、対戦表を見た瞬間「相手の方が4勝:僕が3勝」の上階段のマッチとわかりテンションが爆上げになりました。最高にハイってやつ。そしてデッキも僕の気持ちが乗ったのか抜群の周りを見せて無駄なくLOできました。


予選は4-2でしたがオポの差で15位になり決勝トーナメントに進出!

決勝トーナメント 1回戦 超ミュウミュウ 負け
 対戦相手はなんとりょうさん・・・ なんでここで身内戦なんだよぉって思ってました。皆さんは、なんか対戦しててこの人には勝てんわ!って人いませんか?僕はいます。りょうさんです。
 マジで勝てん!もちろん負ける気はないけど勝てない。たまには勝たせて。もちろん勝ちたかったけど負けても身内が上がってくれたので良かったです。


 結果トーナメント1没でベスト16 あと1勝で京都の優先権だったのに悔しいです。この間の愛知CLエクストラで出場しましたが、この時もあと1勝で京都の優先権を取れるところで敗北してしまいました。

8-2.当日のマッチング(マサキ)

1戦目 メリープピジョンLO 勝ち
 こちら先攻。お相手「ポッポ」スタートだったので、ズガドーンかLOと予測。立ち回り変えるのはデッキ判明してからで構わないので、「クイックボール」1枚を温存しつつ番返す。
 するとレクチャーで「ピジョン」「ピジョン」「メリープ」と持ってこられてなるほどな。となり、やばさを自覚。これぞ本当のスピードザシアンである。
 温存したクイックで「オンバット」呼んでエネ貼って早めのジュジュハチ開始。あとはお互いのデッキ枚数を毎ターン数えながら「はかいおん」と「なりすます」噛ませて勝ち。

2戦目 モクナシゴリランダー 負け
 こちら先攻。お相手「モクナシ」スタート。
 事前に相手がモクナシゴリラだとは知っていたので、のっけからかなりしんどかった。何を隠そう、チラチーノまどろみLOの天敵は此奴なのである。(マッチングせんやろと切ってたらこれだよ)
 対戦始まったら「バナツタ」で盤面ぐっちゃぐちゃにされて負け。

3戦目 ピカゼク 勝ち
 こちら先攻。お相手「ライライ」スタート。
 「フルドライブ」で「ピカゼク」に6エネ付いたので、「ライライ」を縛りながら眠らせて、山削り切って勝ち。
 ジラーチ型ではなく、いれかえも多くなかったようなので、なんか申し訳ない気持ちになった。

4戦目 三神ザシアン 勝ち
 こちら後攻。お相手「ザシアン」スタート。
 最速で「オルジェネ」言われるも、その後「フリージオ」で殴られ続けたので、リソマネ連打したり後ろ縛りながらLO。勝ち。
 グッズロックされた時の立ち回りはエクストラ(というかXY時代)で学んでいたのでばっちりでした。

5戦目 三神ザシアン 負け
 こちら後攻。お相手「三神」スタート。
 初期手札大事故。スタートも「ヤレユータン」と中々な渋い立ち上がり。
 何とか盤面整えた頃にはもうサイドも5枚取られてて、しゃーなしスタンプや!と思って打ったら「マリィ」→「いれかえ」と「フィオネ」と引かれて負け。
 まつさんお強い。一生勝てる気がしない。

6戦目 小ズガジラーチ 勝ち
 こちら先攻。お相手「小ズガ」スタート。
 最初の「クイックボール」で「ビクティニ◇」持ってこられたので、分かってる人だ…他にもメタカード警戒しないとーーと思ったものの、
 「ズガドーン」が暫く眠ってくれたので、その間に山を削り切って勝ち。

 さて、ここまでで4-2…オポネントお祈りタイムに入りますが、負け試合が2戦目5戦目なのでなのでかなり厳しい。。。
 結果として25位/116人で僕たちのシティリーグは終わり。
 決勝トナメ中はひろしまさんの応援しながら、次の対戦相手のデッキ見てました。


9.最後に

 ここまで読んでいただきありがとうございました。
初めての投稿かつ文章力の低さも相まってとても読みづらいものだったと思います。
 今回の結果は僕だけのものではなくマサキさんサトシさんをはじめ多くの方々に助けられて達成できたものです。決して一人の力ではありません。これはどんなことにも言えることだと思います。
 強いて言うなら今回あと1勝以上できなかったのは僕が人事を尽くし忘れ、玄関掃除と五本指の靴下を履くのを忘れていたことで運に見放されたのかなと思っています。

 あ、忘れていました。もう1人一緒に戦ってくれた仲間がいました。相棒のつのっち。

画像6

ジャッジの方に「プレイマットがリザードンで後ろから見たらオレンジだからヒトカゲかと思ったけどポケモンですらないんかい!」って突っ込まれました。


 気になることがあればDMいただければ解答致します。(分かればだけど・・・)


 今後もいい成績が残せたら投稿するかもしれません。これが最後にならないよう頑張ります。機会があれば、また読んでみてください。その辺のしょうもないネットニュースよりは多分面白いはずです。

ひろしま


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 ここまでご覧いただきありがとうございます。もう一人の執筆者マサキです。
 二人の書きたいことをメイっぱい詰め込んだので、量も中々のものになってしまいましたが、楽しんで読んでいただけたなら幸いです。
 個人的な成績としてはイマイチでしたが、調整メンバーも4勝2名、3勝1名という感じだったので、ある程度の形にはなっていると思いますので、一つのLOデッキとして参考にしていただければと。

 そしてここまでが無料部分になります。
 ひろしまさんには「全文無料にしたい!」と言われたのですが、投げ銭にするついでに有料部分にオマケをつける!ということを無理矢理押し通させていただきました。すみません。

 有料部分には
LOデッキの作り方
 というオマケを付けさせていただきました。

 内容が気になった方だけではなく、ひろしまさんの記事を気に入っていくれた方も是非投げ銭していただけると二人して非常に喜びます。

マサキ


10.【オマケ】LOデッキの作り方

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