怪談にもならない不思議体験


霊感がある。
と豪語するほどではないのだが、


他人よりも「気」?「エネルギー」?
のようなものを
キャッチしやすい体質のようだ。


そもそも私は
怖いモノ(ホラー映画や怪談や絶叫マシン、お化け屋敷など)が
嫌いだ。

怖い思いを、
恐怖感を自分から体験しに行くという
意味がわからない。


(一人では恐怖体験をしに行きたいとは思わないが、
友人や家族が娯楽として恐怖感を楽しんでいる姿を見るのは好きだ。
あとホラー系のイラストや漫画は、表現として素晴らしいと思うのでそういうのは好きだ。)




HSP気質の性格をこじらせているためか、


「気」・・・場所や人間や生き物の雰囲気・気持ち・空気
 

というものに普段から非常に敏感になっており、
気づいたら
「霊的な気」も感じるようになってしまった。



私の場合は
「視える」わけではなく、
「わかる」というのが感覚として近しい。


感覚的なことなので説明するのが難しいのだが、

例えば、
「織田信長に会ったことはないけれど、彼が男性だと知っている。」
という感じ。



( いやわかりにくいよ )




直接見てはいないけれども、
脳に直接情報が入ってきて
脳で理解している感じ。


いずれにせよ
「思い込みじゃない?」とか
「何それキッショw」などと
半笑いで言われたら


立ち上がれなくなってしまうので、


家族にも親戚や友人にも
この手の話は極力しないようにしている。

いっそのこと怪談として話せればいいんだが、


怪談になるような人をビビらせようとしている霊は


私の周りにはあんまりいない。


心霊スポットと呼ばれるような場所に行けばいっぱいいると思うが、
絶対に行きたくない。




生きている人間よりも死んだ人間の方が数は多いから
現世で不思議なことが起こっても
そんな珍しいことじゃない。

そもそもおばけ(霊)とか言うけども



自分らと同じように生きていた人間なので


「おばけだ〜ヒャー!」と言って


怖がるもんでもないと私は思っている。



ただ、


今生きている人間に迷惑かけてくる


迷惑系YouTuberならぬ迷惑系おばけは




いい加減にしろよと思う。




おばけでもしていいことと悪いことがある。



あと、
おばけっていうかそいつの性格的な問題だからな。

ってのもたまに思う。






話を戻そう。


先に記述したように、
私は視覚的に「みえる」ことはないが、
何かしらの存在を「わかる・感じる」ことがある。

過去に経験したことをまとめてみると、


・小学生の時に母方の祖父が亡くなり、葬儀や法事も終えてしばらくした後、
家の外でバーベキューをする機会があった。その時に亡くなった祖父の存在を感じて「じいちゃん?じいちゃん?」と空中に向かって呼びかけていた。

・某県の高速道路を走っている時のこと。心霊スポットとして有名な場所の近くを通りかかるときに、怪談を車内で流していたら突如、車が奇怪な音を立て始めた。故障かと思い停車できる場所で確認したが異常がない。(定期点検も受けていたのでそもそも不具合が起こることがないのだが、やばい故障かと思うような異音だった。その後ももちろん異常なく数年乗り継いでいる。)


・古民家の片付けを手伝って!と言われて立ち入った古民家の「気」が非常に
居心地悪く、数分で出てきてしまった。
後日、知人らの話に聞くと、若干いわくありなお宅だったようで、そのお宅の家財を譲り受けた知人が謎の災難に見舞われ怖くなりお祓いをしてもらったという話を聞いた。


・瞬間的に『…あ、この人に5歳くらいの女の子の霊(魂?)がついてるな。』と感じたことがあった。(わるいものではないので相手に特に伝えたりはせず)


・仕事中にお客さんの亡くなったご家族が一緒に来店されることがある。(見えないんだけど、あ、いるな。という感じ。私としては嬉しい。)


・築60年以上の古物件(元々は果物屋などをされていた建物)をお借りしてお店をやっているので、時々昔のお客さんだろうなぁという存在を感じる。複数名の中高年層の方々。店を始めた頃はこれが多かった。



・・・こういった不可思議体験は、
まああんまり気にしなければ全然気にならないものなのだ。
なにこれやばーいと思ってそのことばかり考えたりとかしてしまうと、やばいのだ。


霊感が強いご近所さんもおっしゃていたが、
意識が「おばけ」に集中してしまうと、色々寄ってきてしまうそう。


テレビのチャンネルを変えるように、
意識のチャンネルを「おばけ」に合わせないようにすることが大事なのだ。


「あーまたこの感じね。はいはい、さようなら〜」

受け流すスキルは、






おばけに対しても
実社会でも
必要なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?