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節分ガレージでゴーシュおばさんになったあとのおはなし

2月3日まだ底冷えがする節分の日、自宅の空きガレージでおしるこをつくりました 

見かけた近所の人たちが寄ってってくれました 鍋持参の人がいて笑い🤣ました

夕方近く、さむいし、そろそろしまおうかと片づけはじめたら、動物たちがやってきて宮澤賢治のセロひきのゴーシュみたいな気分になりました

わたしは楽器を弾けません でも音楽は大好き ガレージで、病院に入院したときに持っていった小型ラジオをかけていました 楽器を弾けないゴーシュおばさんです

これで終わりかとおもっていたら、つづきがまだありました 

節分の日、濃厚接触者で外に出られなかった家族がありました 節分ガレージの様子を窓から見ていました

おしるこをしまい、鬼👹の折り紙をどうぞご自由にと段ボール箱に入れて玄関先に出しておいてもその家族は全員、家のなかでじっとしてるだけでした

からだの弱い子がいるからほかの人よりながく自宅待機したの でももうだいじょうぶよ こんどはいつやるの? あたし白玉のきなこもちがいいわ おかあさんはおしるこすきよ

濃厚接触者になってじっとガマンしていた女の子がいいました

花巻の宮澤賢治だったらコロナをどんな風におはなしにするんだろうとおもいながらかわいい注文をきいた春のお彼岸でした

そのうちまた空きガレージごっこやろうかなとおもったので忘れないようにnoteに書いておきます⭐︎ 

 横浜山部住民より⛰🐴


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