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二俣川・万騎が原界隈の郷土史を読む

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地元二俣川・万騎が原ゆかりの武将畠山重忠に興味をもつうちに、埋もれた郷土史にゆきあたりました。地元の人が書いた郷土史の慎ましさと温かさが好きです。
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#横浜市旭区

万騎が原 郷土史を学ぶ会の初回がありました。

万騎が原 郷土史を学ぶ会の初回がありました。

畠山重忠壁芝居をつくったのが縁で、地元本宿の方が界隈の郷土史を綴った本があると知りました。昭和63年発行の私家版。

冒頭、著者の福井光治さんは、「こよなく愛する本宿、そして二俣川の古い姿を知ってる限り書いた」といいます。開発の波で失われゆく本宿・二俣川の昔の面影を残しておきたい。当時80歳を過ぎた福井さんの思いが詰まっています。頁をめくるうちに、1人で読むには勿体ないと郷土史を学ぶ会を企画。その

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二俣川界隈の縄文土器ー郷土史の良さを知りはじめました

二俣川界隈の縄文土器ー郷土史の良さを知りはじめました

本村生まれの郷土史家

駅近スーパーの裏には二俣川古道が通っている。読み始めたばかりの郷土史に二俣川古道という言葉はないが、歩くうちにそう呼びたくなった。二俣川古道と何度も反芻するうちにしっくりしてきたから不思議なものだ。

この古道沿いある公園が竪穴式縄文時代の宮沢遺跡だと、前にnoteで紹介した。手元にある郷土史の本にこの遺跡が載っていないとも書いた。

二俣川古道を歩くー宮沢遺跡|土庫澄子|

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