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「帰属したい」と、「自由でいたい」の狭間で揺れる〜フリーランスライター1年目の覚書②〜


前回に続く、意味のない文章第二弾。

これは今絶賛揺れているところだったので、これも書いておこうかなーと思って、引き続き筆を走らせてみます。(パソコンだけど)

フリーランスの自由さに心地よさを覚えつつも、帰属したい気持ちをどう処理するか問題。

もともと私は、チームで何かをすることが好きでした。

長いこと営業職をやっていたんですけど、チームとか支店全体で目標を達成できた時の嬉しさ楽しさ充実感が大層好きで。

どうするどうすると言いながら、時には気が重い会議もしながら、でも達成が見えてくると、おっしゃ行けるぞぉぉぉー!みたいな雰囲気になったりもして、そんな中で達成した瞬間にみんなで喜ぶ時は代え難い高揚感にまみれてました。

たぶん私は、働くときに今でも無意識に求めているんだと思います。この高揚感を。

でもフリーランスって、働き方として、そういう「チーム感」との相性がそんなに良くないですよね。

ありがたいことに今の労働環境だと、業務委託だからといって完全に孤独に一人で仕事を進めるというよりは、ある程度チームに近い働き方ができてはいます。

でも、あくまでもフリーランスであり、業務委託。

その会社に属しているわけではないので、どこか根無し草のような感覚は拭えません。

契約的には、いつ切られたっておかしくないし。
私が一方的に「この会社に尽くしたい!粉骨砕身頑張ります!」って思ったとしても、いやいや、そこまで思われても。そういうことじゃないんで業務委託って。って感じじゃないですか。完全なる片思い。切ないよね。

だからあまりに重い片思いになりたくなくて、そっちがうまく使うんだから私もうまく使わないとねー、みたいに、熱を上げすぎないように、ドライな関係でいるようにしていますけれど。

それが本心と違うところもあるので、気持ちの持ち方が難しいなと思ったりしています。


かといって、完全にどこかの会社に属したら(属せるとしたら、の話ね)、それはそれで自由な働き方ができなくなったり、身動きが取りづらくなったりするんだろうなと思います。

特に私は疾患児の親なので、急な入院やら通院やら、体調のちょっとした変化に伴う保育園からの呼び出しやらが起こりがち。

そういうときに、フリーランスの方が都合がつきやすいのも確かなんですよね。


このまま綿毛のようにふわふわと漂っていたい気もするし、
どこかにしっかりと根を下ろして、そこで花を咲かせる努力をしたい気もする。

今持ってまだ答えは出ていませんが、ゆるりとこんなことを考えたりしています。

だからどうする、というところまで行くには、まだ時間がかかりそうです。

いつかどこかのタイミングで、こんなことに悩んでいたなぁ、と振り返るのもまたよし、と思うので、こうして書き残しておきます。


とまあこうして2本書きましたが、フリーランスで働き始めて、悩みや迷いはあるけれど、とても充実した1年だったなと思っています。

数多いるライターの中で私を見つけてくれて「あなたに書いてほしい」と言ってもらえることにこの上なく感謝しつつ、できることをやっていきたいです。伝えたいことを、伝えたい人に、しっかり伝えられるように。


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