見出し画像

書くことが好き。だから、ライターに向いてない。〜フリーランスライター1年目の覚書〜

確定申告も終わったので( ・´ー・`)ドヤァ、
フリーランス1年目の振り返りをしようと思います。

最近あんまり、1年の終わりとか始まりに振り返ったり目標立てたりって、しなくなってきたんですけどね(めんどくさくて)(あとその場限りすぎて続かなくて)。

去年は、フリーランスになって1年目、ライターとして文章を書き始めて1年目ということもあって、とてもたくさんの気づきがあって。これはしっかり残しておいた方がいいなぁと思ったのと、
フリーランスって働く時間が自由な分オンオフが難しいというのもわかったので、日々目の前のことに取り組むことに必死な中で、しっかり立ち止まって考えないと、仕事に追われるだけの生活になりそうだなぁと思ったこともあり、このような機会を設けました(急に硬い)。

では行ってみよー!

書くことが好きだから、たぶんライターに向いてない。

タイトルにもしたこれ。

「書くことが好きだから、たぶんライターに向いてない。」

このことが、フリーランスライター1年目の最大の気づきかもしれません。


私がライターをやりたいと思ったのは、書くことが好きだからです。安易中の安易な発想です。

けれどライターをやっていくうちに、書くことが好きだからこそライティングが苦しい、と思う期間がありました。今でもたまにふと、苦しくなる時があります。

それは書くことが嫌いになったわけじゃなくて、「WEB記事のライティング」は私が好きな「書くこと」と微妙に違うからです。

私が好きな「書くこと」は、もっと細かく言うと、「好きなことを好きに書くこと」なんだと気づきました。

今書いている文章もまさに、好きなことを好きに書いてるやつです。こんなん、読まれても読まれなくてもいいし、書くということを私が楽しんでいるから、「結果」を求めていないんですよね。PVとか、鬼どうでもいい。書いてる「過程」で、目的はほぼ達成しているんです。

でも記事ライティングは違います。

誰かに届けるための文章です。

だからこそ、届けるために工夫をします。

「SEO対策」って聞いたことありますか?要は、Google検索した時にちゃんと上位表示されるように、いろいろ工夫をすることなんですけれど。そういうのをちゃんとやって、欲しい情報が欲しい人に届くようにする。それがWEB記事であり、それを満たす記事を書くのがWEB記事のライティングです。

同じ文章を書くでも、目的が違うと、書き方は全然違う。そしてその違いに、私は苦しみました。

伝えたいことはあるのに、読者に届けたい気持ちもあるのに、読者に届けるためにSEOが大事なことはよくよくわかるのに、

そういう文章は、書いてて苦しい。

評価を他者に依存することが、苦しいんです。
多くの人に読まれるかどうかとか、Googleで上位表示されるかどうかとか。

だから、向いてないな、って。思いました。何度も何度も思いました。この1年。

それでもやめようと思えなかったのは、やっぱり書くことが好きだから、なんですよね。

文章を書くということに関しては、諦めたくないというか、どんなジャンルの文章だって、書けるようになってやりたいと思ってしまう。

自分の書きたいことを好きに書くことも、ある程度の縛りの中で書くことも、両方、やってやりたい。大谷翔平ばりの二刀流になりたいわけですよ。(大谷翔平に失礼)

だから苦しくても、頑張ろう、上達したい、と思って、書いて、でもやっぱり下手で、直されて、落ち込んで、しんどくて、それでも書き続けて、教えてもらったり人のを読んで真似したりして、また書いて、、というのを、まずは1年、続けてみました。

それでようやく、少しコツが掴めてきたのかな、というところまできました。

まだまだ習得したとは言えないけど、マシにはなったと思います。

書けるジャンルが増えてきたのは嬉しい。

でも、やっぱり私は自分が書きたいものも大事にしたい。

だから今年はこうして、意味のない文章を書く時間もちゃんと取ろうと思っています。

誰にも評価を求めない文章を。
ただただ、自分が書きたい文章を。
自分が満足すればいい、という文章を。

それを書くことで、心のバランスを取っていきたい。


無駄な文章を書くには、「無駄だけど書きたい、書こう!」と思える状況を作ることが大事ということも忘れないようにしたい。

締め切り間近の仕事抱えて無駄な文章を書こうなんていうことはとても思えませんのでね…管理大事だよ管理。
(時間の見積もり誤ってキャパ以上の仕事受けてしまいがち…)


と、ここで振り返りは終わるつもりでしたが、もう少し書きたいことが出てきたのでもう1本続きを書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?