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ジョーカーイヤーワン レビュー

Batman#142~#144 『Joker year one』のレビューです。 ※ネタバレを含みますので未読の方はご注意ください あらすじ レッドフードのリーダーだった男(ジョーカー)は、エースケミカルでバットマンとの邂逅後に死んだはずだった――。 街にはレッドフードの模倣ギャングも現れるなか、かつてのリーダーは死んでいないと推測したバットマンは、エースケミカルの薬槽タンクから姿を消した男の行方を追跡していく。 その頃ジョーカーはバットマンに全てを教えたと言う男と出

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      BATMAN ONE BAD DAY #1 THE RIDDLER (トム・キング/2022) のレビューです。 ※ネタバレ含みますので未読の方はご注意下さい。 【あらすじ】 白昼堂々衆人環視のもと、姿を現したリドラーはある一人の男を殺害する。彼は監視カメラに姿を残すことも厭わず、警官が駆けつけるのをただ待っていた。そこにはいつも彼がバットマンに仕掛ける「ゲーム」の様相はまるで無い。普段であれば残す手掛かり、ルール、理由付けは一切無かったのだ。無作為な一般市民をただ

      • ポール・ダノ「一大リドラー旋風を巻き起こす男」

        前置き ポール・ダノという俳優に惹かれてしまった。それもあまりに突然に。 この気持ちを表現するのなら「一目惚れ」に似ている。今まで顔も名前も知らなかったというのに、急に人生に現れたポール・ダノに突如として引き込まれた。 本稿は彼の一体なにがそんなに良いのだ?というのをつらつらと書き連ねる記事である。 しゃらくせえ!という方はとりあえず彼の出ている映画を見るのだ。一本目は『リトル・ミス・サンシャイン』(2006)を見ておけば間違いない。仮にポール・ダノにぴんとこなくても、こ

        • 人間賛歌の桃源郷 マイク・ミルズ

          はじめにマイク・ミルズ監督作品が好きだ。 これまで「この監督は外れがない!撮ったものすべてが面白い!」と信仰してきた人物はクリストファー・ノーランだけだった。 ノーランを除いて特に監督にはまるという経験はなかったので、これは奇跡である。 しかしなんとマイク・ミルズファン歴は現在進行形でまだたったの7日である。この一週間で彼の作品を3本も見てしまった。その3本全てが面白い。全てがクリーンヒットなのだ。 これはもう彼の出した作品なら何でも好きと言っても過言ではない。 彼の映画

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