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"漫画連載スタート@「ハレトケ」さん" のお知らせと、作品積極的公開のススメ

【2024/2/8追記】
私の漫画が連載されたwebサービスサイト「ハレトケ」は、残念ながら2024年3月末日をもってサービスを終了します。よってこの記事に引用しているサイトURLは、4月以降リンク切れとなり読むことができません。ご了承くださいませ。
あらためてご縁があったハレトケさん、ありがとう!


というわけで。

1年前に「さくらスイッチ」というタイトルでnoteに投稿した漫画が、ハレトケさんで連載されることになりました!

ハレトケは、DeNAと住友商事の合弁会社であるDeSCヘルスケアが、第一生命を協力会社に迎えて運営している女性向けwebサービスです。

ハレトケは女性の生活の不安を解消して、人生を豊かにしたい、そのためにお得な情報を集めてお届けしようとしているサイトです。最近は特にお金の不安を解消できるような記事に力を入れています。また、サイト公開から9月で1周年になります。サイトでも特別なイベントを行ったり、有名な各界のインフルエンサーへのインタビューを行ったり、お金について学びながらポイントがもらえるようになったりと、とても盛り上がる期間になっています。

漫画を担当してくださった、プラモデル好きの編集さんより(打ち合わせのときzoomの背景が、父さんにぶたれたことない少年の乗り物でした。自作プラモらしい。クオリティすごかった!)


サービス開始から来月で1周年だそうで、おめでとうございます!


まだ若いサービスサイト『ハレトケ』さん。

今回ご縁があり、私の漫画を載せていただく運びとなりました。

具体的には、もともと32ページの読み切りで描いていた漫画を40ページに増大。毎回5ページ前後が計8回の連載方式で、読者のみなさんに届けられます。

漫画の内容が伝わりやすいように、タイトルも一新。

「世間から求められる姿」を演じ続けることに疲れきった新卒のさくらが、学生時代にバイトしていたコンビニの店員、滝本に会いに行くところからこの漫画は始まります。

「とかくこの世は息苦しい!」

さくらは息苦しさを解消することができるのか? どうぞおたのしみに!




……さてと。ここまでは当たり障りのない表向きのPRをしましたよ。

いえね。掲載に至った経緯なんですけども。

聞きたいよね? みんな。

ある日突然見知らぬ人からメールが届いたのですよ。noteで漫画読んだんですけど、うちのサイトで連載しませんか? ってね。「さくらスイッチ」をサイト連載用に加筆修正していただくことになりますが、ご興味ありましたらお返事ください、ってね。

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ご興味ありまくりでんがな!!!


あのね。

「さくらスイッチ」には元になった漫画があって、「人生パレード」っていうんですがね。2年前に開催されたcakesクリエイターズコンテストで惜しくも佳作。入賞とはならず、cakesでの連載権は獲得できなかった。人生パレードは2話までnoteで公開しており、3話めも途中まで描いてたんだけど、なんか気がそがれてしまい。

ただ、自分では内容を気に入っていたし、コンテストでダメだったもののそのままなかったことにするのももったいないなあと思って、ある出版社にweb持ち込みしたんですよ。「人生パレード」の第1話のURLをメールする、という形で。そしたら編集さんがわりとおもしろがってくれて、「人物をもうちょっと大人っぽく描いて、読み切りに直し、ぜひ弊社の漫画賞に応募してください」って返信くれたんです。

締切まで10日しかなかったんだけど、32ページ描きました。描いて応募した。そしたら落選。それが2020年の年末で、そこから8ヶ月の間ずっとPCの中にしまってあったんですね。

ある日ふと、読んでみる気になって。普通のテンションで読んだら、自分で記憶していたほど悪くなかった。まあなにしろ10日で描いたから荒いし、詰めが甘いところもあったけど、人前に出せないほどひどいわけでもないかな〜と思えたので、供養のつもりでnoteに公開したんですよ。それが去年の8月でした。

公開したら、たくさんの人に読んでもらえたし、面白かったという感想コメントもわんさかいただいたので、いい供養ができてよかったと安堵しました。それでもう、この漫画のことはすっかり忘れていたんです。忘れて、ヒトヤス描き始めたんです。

そしたらですよ。供養公開から1年経とうかという頃に連載のお誘いですよ。

もうね。

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さくらはあきらめなかった!!!


コンテストと漫画賞、2つでダメだったのよ。それでも公開しておいたからこそ、こうして声をかけていただけたのですよ。

みんなね。

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なんでもいいから公開しておこう!


1回や2回ダメだったからといって、安易に削除したり下書きに戻したりするともったいないよ!

誰が見てくれてるか、ほんとわかりません。

今回担当してくれた編集さんに尋ねたところ、まずヒトヤスに目をつけてくださったらしく、しかし『ハレトケ』というミレニアル世代のキラキラ女性をターゲットにしたサイトには内容的に向かない(ヒトヤスは室町時代の僧侶の話です)ので、ほかに女性向けの漫画を描いてないか探してくれたそうなんです。

探してくれたんです、わざわざ!

アーカイブをさかのぼって!


そこで見つけた「さくらスイッチ」。よし、これならイケる!となぜ思ったのかわかりませんが(だって笑わないメガネっ子が主人公なんですもの。ミレニアル世代感ゼロだけど大丈夫ですか?って打ち合わせで確認したわよ)、まあともかく晴れてさくらが採用となったわけです。

連載という形に合うよう、加筆ページのアイデアを編集さん2人が真剣に考えてくださって、未熟だった原稿に手を入れられるご褒美までいただけた。こんな幸せなことってある? お蔵入りしてた漫画やで?

だからみんな。

何かしらのデビューを夢見てるみんな。

落選作は積極的にnoteに公開するのだ!


創作の神様がいつどこでどんないたずら心を起こすかわからんのでね。
今回の私みたいに、そのままでは使えなくても、手直しすればOKってパターンもあるからね。

漫画描くのってやっぱ楽しい! 私もまだまだチャレンジ続けまっせ。


「とかくこの世は息苦しい!」略して「とか息!」。編集さんのアイデアを存分に盛り込んで加筆したら、前より読みどころも増えて面白くなったよ。

今日から続く全8回、みんな読んでね〜\(^o^)/


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