つくレポにハマった母/仕事とチャレンジ
料理苦手なDNAを私にたっぷり受け継がせた母から、たまにこんな写真が送られてくるようになったのですよ。
「お母さん、こんなに料理して一体どうしちゃったの!?」と心から心配していたのですが、その理由が判明しました。
料理が苦手な人って、誰かが用意してくれたレシピを見ながら作るんですよね。オリジナルレシピの在庫が自分の頭の中にないから。いまは膨大なレシピを動画付きで紹介してくれるアプリがたくさんあって、自分の舌にこれっぽっちも自信がない人には大変便利な世の中です。
母もアプリを頼りに日々のおかずを作っていたらしいのですが、レシピの下のほうにある「つくレポ」なるものの存在にある日気がついた。つくってみたレポート。レシピ通りに作った料理の写真にコメントを添えて投稿するというやつ。
(つくレポ……なんだか楽しそう!)
突然自分もやってみたくなった母。
レシピ考案者から返事がもらえるのも嬉しく、ガンガン投稿しまくった結果、約2ヶ月の間になんと100件達成したそうです。
これに対するレシピ投稿者の返事がこちら。
レシピ投稿した人、パイナップルケーキ作ったの30代ぐらいのママだと思ってるかもしれないけど、
79だよ。
こないだ病院の定期検診で医師から「最近調子はどうですか?」と聞かれた母。
「毎日充実して楽しいです!」と答えたら、
「いいなあ。そんなセリフ僕も言ってみたいですよ」と羨ましがられたそうです。
私も79になったら突然料理に目覚めるのだろうか。
ちなみにこの記事のサムネも母が作りました。
次は200投稿を目指すと張り切る母に、元気をもらう私です。
最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。