36c原稿

江戸家猫ハッピーさんとのご縁(奇跡の出会い編)

以前noteに「友人のショップについては、いろいろてんこ盛りなエピソードがあるので、またあらためて紹介させていただきますね」と書きました。

ショップというのは、猫雑貨webショップ「猫満福庵(ねこまんぷくあん)」のことです。
経営する店長は、私の友人「江戸家猫ハッピー」さん。

これらにまつわるてんこ盛りエピソードを、今から一つずつ明かしていこうと思います。

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まずは猫ハッピーさんと私の出会いから。
彼女とは、知り合う前はまったく赤の他人でした。(あたりまえですが)
互いに遠く離れて暮らしており、知り合う機会もなければ存在すらも知らなかった。
けれどもたった一つだけ、二人をつなぐ強力な接点が隠されていました。

人物です。超有名人です。
その人の名は・・・。
かの名優、緒形拳さんであります。

5年前の冬、猫満福庵が東京ビッグサイトのコミケに出店したとき、販売した冊子の中に私が描いた漫画があります。
経緯はそれで説明させてください。

画質が荒いですね、すみません。

要するに、
「緒形さんのことを夢に見た!絵日記ブログに描こう!」(わーい)

「その前に緒形さんの関係者にそのことを報告しよう!」(いまだに謎の思考)

「関係者と友だちになった!」(うそやん)

「関係者は緒形さんのマネージャーで、三代目江戸家猫八さんの娘、江戸家猫ハッピーさんだった!」(なんですって)

「ロケ先の離島の民宿で飼っていた、緒形さんがもずくと名づけた子猫をもらうことになった!」(もうワケわからん)

とまあ、当時の私の思い余った行動がきっかけとなり、当時緒形さんのマネージャーをしていた猫ハッピーさんとの14年来のつきあいがスタートしたわけです。

おかげさまで晩年の緒形さんに私も何度かお会いすることができたし、お身内の旅行にもなぜか同行させていただきました。
今もまだ夢のようです。

私自身はまったく一介の庶民で、華々しい芸能界とは縁もゆかりもありません。
この信じがたいご縁ができたのは、どこの馬の骨とも知れない私を受け入れてくれた猫ハッピーさんの、無邪気な性格ゆえんです。

世の中どこでどうつながっているかわからない。
何でもやってみるもんですね。

ちなみに猫ハッピーさんのお父さんである三代目江戸家猫八さん。
みなさんご存知ですか?
鶯の鳴き声に代表される動物のものまねや、鬼平犯科帳の密偵「相模の彦十」役など俳優としても活躍された芸人さんです。
鳴きまね芸を引き継いで今も高座に上がっていらっしゃる「江戸家まねき猫」さんは、猫ハッピーさんのお姉さんです。

ついでながら、もずくを猫ハッピーさんから引き取るシーンは、漫画「あさひとゆうひ」の36話あたりでくわしく描いています。
(「嵐のような女、みっちゃん」=猫ハッピーさんです)

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現在イラストレーターの猫ハッピーさんが13年前にオープンさせた「猫満福庵」のキャラクター、満吉くんのぬいぐるみを、オープンからしばらく経って私が作ることになりました。
初代のぬいぐるみはこんなでした。

このぬいぐるみにまつわる話は、てんこ盛りエピソードの続きとして、次回お届けしますね。

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猫ハッピーさんの猫雑貨webショップ「猫満福庵」は、今夏で13周年を迎えました。
それを記念し、昨日リニューアルオープン!
サイト内で緒形拳さんのことにも触れられています。
ぜひ遊びに行ってみてくださ〜い(^o^)/

https://nekomanpukuan.com/


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猫野ソラ
最後まで読んでくださってありがとうございます。あなたにいいことありますように。