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ソラ友マガジン版

「しらたま漫画劇場」や、創作にまつわる裏話などを収録したマガジンです。週に1回程度更新。メンバーシップ「猫野ソラ友の会」のメンバーさんは無料でお読みいただけます。
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#雑記

みんな暑さのせい

書きたいことはいろいろあるんですが、1つのテーマを深く掘り下げる気になかなかなれないので、ざっくり雑記にします。これたぶん、暑さのせいね。こんなにそうめん食べた夏ってないよ。今日のお昼もそうめんでした。 薬味はしょうがと刻みネギ。細いネギのこと、あさつきって呼ぶやん、関東で。なんかお上品で風情があって、いいなあと思うのよね。「あさつきの小口切り」なんてね。渋い和服の似合う女性が、トントントンと軽やかに使い慣れた包丁であさつきを刻む姿が目に浮かびますね。 関西は細ネギなんよ

所有と気がかり/メタモルフォーゼに感化された話と談笑会のお知らせ

猫が目の前で毛繕いをしている。長い舌の上にはザラザラした突起が無数についており、首をねじった鼻先にある肩甲骨の下のあたりをその舌でひと舐めすると、細い櫛で梳いたように毛並みが美しく整う。 時々こんなことを考える。猫はすごいな。この体ひとつあれば、どこでも生きていけるのだからな。 人間は、髪を梳くにも櫛がいる。服を着ないで外は歩けない。お金を持っていなければ食料も買えないし、猫のようにどこかの家の庭先で眠るわけにもいかない。野宿して生きている人もいるにはいるが、やはり裸では

個々の役割/ヒトヤスの話

人にはそれぞれ役割がある、と思っています。会社でサラリーを稼ぐ人、誰かに教える人、何かを作る人、消費する人。施設で寝たきりの人を介護する人がいて、介護することにやりがいを感じたり、本人や家族から感謝される喜びを得ているのだとしたら、寝たきりの人はそのやりがいや喜びを介護する人に与えていることになります。それがその人の役割。 好きでやっているのか、たまたま流れでそうなったのか、いまの役割を受け持った経緯はそれぞれあるでしょう。私はいま現在、家でろくに家事もせず、絵や文章を好き

受け取ってくれた読者に感謝/覚えていないワケ

先日投稿した漫画「アーム」を、思いのほかたくさんの方に読んでいただいているようで驚いています。 公式などに取り上げられたわけでもないのに、こういうことってたまにありますね。noteの読者には目の肥えた方が多いので、そういったみなさんのところへ穏やかな波のようにゆったり届いたのだと思うと心が震えます。ありがとうございます。 お礼に何か、この漫画にまつわるエピソードをいくつかお披露目しようと考えたのですが……どうしたことでしょう。 何も思い出せません。 この漫画のストーリ

イラスト/梅雨の過ごし方

ペン画を少し描きました。 verdeさんがフランス映画への愛を語った記事にコメントしたところ、似顔絵のリクエストをいただきまして。 描いただよ〜〜。 ついでにあと2人。 みんフォトに入れるので、よかったらみなさんも使ってくださいね。

しらたま漫画劇場13「目立つには」/予告と創作裏話

しらたま君、「ワタシはダレでしょう?」なんて質問で注目を浴びたいようですが、その裏には切実な思いが隠されているようで。

耽美とコミカル

ヘッダー画像は今日の昼に作ったホットサンドです。ベーコンと卵だけでは飽き足らず、酒のつまみに買ったサーモンクリームチーズを塗ったらワインを飲みたい衝動に駆られたけど、まだ真っ昼間だったのでガマンしました。 使ったパンの大きさは、ちょうど手のひらを広げた程度。このくらいのサイズなら切らずにがぶっと齧りつくのが私のスタイルなのですが、顎関節症になってからは口を大きく開けにくいのでカットしています。地味にくやしい。 このホットサンドにサラダをつけてランチにしたのですが、こういう

向き合わない

最近アマプラで「THIS IS US」を見ています。言わずと知れたアメリカの大ヒットドラマ。 日本公開当時から気になっていたのですが、見過ごすうちにシーズン数がどんどん増えていき、「見る壁」がすっかり高くなっていたのです。 最初の数話を見て、おもしろくなかったらやめようと、気持ちを軽くして「シーズン1 第1話」をタップしたのが悪かった。気がついたらシーズン2も半ばを過ぎました。してやられた。 主人公である36歳の3人兄弟姉妹を軸に、家族の人生が世代をまたいで綴られるヒュ

水害体験/2つの命

線状降水帯という言葉を近年覚えました。むかしそんなのあったっけ? 関東地方を襲う暴風雨をニュースで見て、岡山に住む私は倉敷の真備町で起こった水害を思い出しました。調べてみたら5年前。2018年7月の出来事。私もnoteに書いていた。 怖かったよ、あの夜。窓を閉めきっていてもザアザア聞こえるほど強い雨足が、一向にやむ気配がないんだもの。その雨音を聞くことしかできない無力さに呆然としながら、玄関からの浸水に備えて一晩中起きていた。 今回の大雨で、みなさんに被害がなかったことを

創作する私と市場

まだ考えがきちんとまとまっていないのですが、自分が描く漫画について最近感じていることを、そのまま書いてみます。

2つのミッション

まったく個人的な日記のような雑記です。