【小説】連綿と続け No.58
由美子)ジョギングで顔は合わせとったんやけどね
侑芽)ジョギングで?
由美子)そいがそいが。毎朝、小矢部川沿いを走っとったんやけど、必ず会うから「おはようございます」て挨拶だけしとってね
航)へぇ。ジョギングしとることは知っとったけど……
山崎)なんや照れてまうのう!
いつの間にか他の者達も
耳をすませて話を聞いている。
由美子)そんな事が2年くらい続いたのかなぁ。ある日、私がお勤めしとった福光の歯科医院に洋平さんが偶然来たのちゃ!
福光とは
JR城端線が通っている南砺市西部にある地区の1つで、
城端と並ぶ市街地である。
一同)え〜!!
ここから先は
1,792字
大長編なのですが書籍化するまでは値上げせずこちらで公開していきます。
【小説】連綿と続け (有料)
200円
富山県を舞台にした物語。 51話から先はマガジンをご購入いただいた方のみご覧いただけます(¥200)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?