【生のメモ】大和ミュージアムに行ってきた

画像1 展示物は凄い言うても再現品なので、それよりもとにかく当時の書物の保存は素晴らしく、日記や記録、そして沈みゆく船内で遺言として書かれた、次代へ向けた社会への要望書を綴ったという壮絶なものまで、圧倒された。工学系としては図面にも惹かれた。何よりやはり手書きは最高。この時代に設計したかった。CADはちっとも想像的ではない。人間が生み出すものは人間が不自由に生み出すべき!がモットー
画像2 何かと称賛されがちだけど、ようは国粋主義とか美称とか、日本人にとって戦艦"大和"とはそう言う象徴だろう。沢山の人や組織がぶら下がる事で意思決定は揺らぎ、個々の能力を束ねず有効に活かせず終る。今でもよく聞くはなし。Japan as〜云々の精神として現代版大和は無形遺産で健在。兎にも角にも手前を自画自賛する風潮は、大英博物館然り、みっともないなぁと思ってしまう。技術とか組織の結束とか職人魂とかは凄いなぁと思うけど、様式が共感に至るパーツには欠ける。ストーリーと中身が道理に適うかどうか?が結局すべて。

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