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7 脚の始まりは「腸腰筋」

ようこそ ♪
イメージするだけで上達する 「あられちゃんのバレエ教室」 です。

みなさんは、脚を動かす時は、股関節を意識していると思いますが、腸腰筋から、使っていますか?

つまり、股関節から脚の動きがスタートするのではなく、腸腰筋が引っ張っることによって、股関節を動かすのです。

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ターンアウトする時にも、脚を高く上げる時にも、腸腰筋を上に引っ張り上げることで脚のゴムが動きます。
つまり、腸腰筋は決して長く伸ばしては、いけないのです。
どんな、動きの時にも、上に引っ張り上げて使います。

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脚の力は、おへそから左右の股関節に向かいます。

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両足の時にも、片足で軸を取る時にも、骨盤の中のこの通り道を崩さないように保っておきます。

常に赤いラインを結んでおくと、骨盤は常に真っすぐに立ち、背中もしっかりと立てると思います。

では、ここから、この腸腰筋を使って、より背中から脚として使ってみる為のイメージに進めて行きますね。
 
背中の左右に、下のような板が入っているとイメージしてみます。

1番~5番のポジションを作るには、この板を操作して、脚を動かします。

背中の操作は「教室2」も参考にしてみて下さいね。

こんな感じで、背中から操作していくと、脚のターンアウトはとてもしやすくなるんですよ。

でも、ここで注意を一つ。

「教室5」でも説明しましたが、背骨はけっして、長く伸ばさないで下さいね。中心軸が背骨を串刺しにしている感じです。

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どんな動きの時にも、腸腰筋を短く引き上げておいて、背骨は伸ばさないようにしておいて下さいね。背骨が伸びると腰を痛める原因にもなります。

あと、「中心軸」はハッキリと明確に捉えておきましょう。

頭蓋骨には、ちゃんと中心軸が刺さる穴があるのよ。

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中心軸は、身体の中心に入っています。
片足になった時には、軸足の上に重心を集めるので、それに合わせて軸が移動します。
その時に、骨盤の中の通り道を忘れてはいけませんよ。

中心軸については「教室2」「教室4」で、説明していますので、参考にしてみて下さいね。

中心軸が明確になり、腸腰筋から脚が動かせるようになると、随分と動きが大きくなってくると思います。

最終的には、身体の色々な筋肉が目覚めて、頭から全身につながった感覚になるとテクニックも表現も広がると思います。

是非、日常から意識を持って、もっともっと自由に、そして、軽~く踊れるようになって下さいね。

じゃあ、今日は、ここまで。

またお会いしましょうね。
バイバ~イ♪

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