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20 大人から始めるバレエ。上達の条件

こんにちは。 ネコのあられです。
もう2月になってしまいましたね。
ご無沙汰してました。

フフフ、あられの今年の初夢は・・・・・なんと!
宝塚さんになっちゃったーーーーーー!!
だったんです。
トップ娘役さんは、いつも私たちにご飯を作ってくれるミッチャンだったんだけどね。
でも、憧れの舞台に立って、とっても気持ち良かったぁぁぁ♪ むふふぅ。
 
ところで、みなさんはバレエのレッスンを受ける時に、何か心掛けていることはありますか?
 
あられは、クラシックバレエを踊る為には、「中心軸」と「スクウェア」の意識を育てることが大切だと思うんです。
的確に重心移動をして、いかに崩れない「スクウェア」を運ぶことができるようになるか、だと思うのです。
 
その為に、決められた型をコツコツと繰り返すのだと思うのですが、この2つを意識することなく回数をこなしても、形がキレイでなかったり、なかなか技術が積み上がって行かないと思うのです。
 
逆に言うと、この2つの意識が明確になってくると、難しいテクニックでも楽しく踊れるようになると思うんです。
筋肉による力ではなく、重力を利用した軽やかな踊りになると思うんです。

ただ、このスクウェアというのが、実は身体の条件によって作りにくい人もいるんです。
 
それは、肩甲骨のバランスです。

大人になると生活習慣や今までしてきたスポーツなどによって、肩甲骨のバランスを崩している方もいるかと思うんです。

上の2つの状態だと、両肩が平行にならないので、背中のスクウェアが取りにくく、特に回転では軸を取るのは難しくなります。
 
例えば、左足が軸で回転をするとしたら、

軸足の上にスクウェアを崩さずに乗せる必要があります。
もちろん、腰骨も平行を保つ必要があります。

肩首まわりが適切な状態を保っていないと、腰もねじれてしまってスクウェアが取りにくくなり、顔も切りにくくなります。
そして、肩甲骨まわりの筋肉のバランスを崩すと肩や首がコル、腰や股関節が痛いという原因にもなります。
とっても大切な場所なんですよ。
 
自分の身体をチェックしてみて、どちらかの肩甲骨の位置が悪い方は、もし可能なら整体などに行って、左右の肩甲骨のバランスを修正してもらえるだけでも、軸の取りやすさはUPすると思います。
 
でもね、アームスの使い方を注意するだけでも、スクウェアを意識しやすくなるんですよ。
 

まずは、両方の肩甲骨を中心に集めます。
そして、鎖骨と肩甲骨も寄せあって背中を薄くしてスクウェアを意識するんです。

スクウェアを作ろうとすると引上げの感覚は分かりますよね。
そうしたら、「肩甲骨」と「中心軸」が離れないように、ドアの蝶つがいをイメージします。

この上体を作り、両脇の下からも身体を支える意識を持つこと。
   *これについては「教室18」を参考にして下さいね。
 
肩甲骨のバランスが悪くても、この意識を持つだけで随分とスクウェアが取りやすくなると思います。
 
肩甲骨のバランスが悪い方は、片足でパッセになる時に何も意識しないと上体が傾いてしまうと思います。
スクウェアを保つことを意識して引き上げて下さいね。
 
あと気をつけて欲しいのは、首や肩がこっているからといって、肩甲骨が動きやすくなるようにと、肩甲骨を外すようにガシガシとマッサージするのも要注意です。
身体の各部位の痛みや不具合は、骨格の配置の悪さで発生します。
関節への部分的なアプローチだけで治そうとすることは、やめて下さいね。
メンテナンスするつもりが、逆に身体のラインを崩す原因にもなるんですよ。
このことについては、「教室8」 でも語っていますので、良かったらそちらも参考にしてみて下さいね。
 
スクウェアの向きが揃ったコールドの踊りは、とても美しくてため息が出ますよね。
クラシックバレエの格式の高さは、この様式美だとあられは思うわ。
あられも、「バレエ大好き!! キャッ(笑)」
 
では、今日はここまで。

またお会いしましょうね。
バイバ~イ♪

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