手放す#1 子供の頃の記憶
ふと、子供の頃の記憶って何歳からあるものなんやろ?
と思って調べてみました。
個人差はあるそうですが、3~4歳かららしいです。
私が覚えているのは3歳の頃です。
私は3歳の時、音楽教室に通っていました。
これがとにかく嫌で嫌で仕方なかった。
同じ年齢の知らない子供たちと、その親がいる教室で歌ったり踊ったりするのですが、何が楽しいんだが全然分からん。
しかもみんなが見ている前で、発表みたいにして1人で歌を歌わされる。
人見知りが激しすぎて、大人しくて、内気すぎる子供が人前で1人で歌ったり踊ったりとか。
そんなん無理に決まっとるやん(笑)
他の子供たちは楽しそうに歌ったり踊ったりする中、私だけ何もできずに固まったまま。
その光景をすごく覚えています。
小さな自分を離れて見ている感じ。
音楽教室の帰り道、母はいつも不機嫌。
私がみんなと同じようにできないから。
車のある駐車場まで商店街の中を歩いていくのですが、毎回怒られながら、ものすごい速さで歩く母を必死に泣きながら追いかけてました。
なんであんたはいっつも出来やんの!
他の子はみんなできるのに!
恥ずかしい!
そんな子は置いてくから!
いらんから!
なんてことを言われ続けていました。
今思うと、3歳にとっては生命の危機すら感じる出来事です。
置いてくとかいらんとか、絶対ゆうたらあかんやろ。
母は感情的になると自分が止められなくなるタイプで、よくヒステリーを起こしていました。
「そんな子いらんから!」
なんてことしょっちゅう言われたなー。
世のお父さんお母さん。
どんなに腹立っても「いらん」は絶対言ったらだめですよ。
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