「幸せ」とは

私は小さい頃何を求めていたんだろう

有名になること?幸せになること?何者かになること?欲しいものを手に入れること?

小さい頃の夢には、社長や大工と書いた記憶がある。

社長になったら多くのものが見れるから。大工になって屋根に登ればもっと遠くのいい景色が見れるはずだから。そんな理由で書いた記憶がある。

特に何かが欲しいわけでもない。形あるものは壊れる。これはモノでも関係でも真理だと思う。

じゃあ何かになりたいのか。起業して社長に、旅をして綺麗な心躍る景色を。なったところで、見たところで何が変わるのだろうか。

きっと知るだけなのだ。こういう景色がある。ということを

そう考えると自分は常に知識欲によって突き動かされてきたのだと思う。

新しいことを知るのは楽しいし、もしなにかあった時には自分を助けてくれる。

では実際にそれが自分の幸せなのだろうか。

「幸せ」とは何か。

学校で優秀な成績を修めて一流大学、一流企業に勤めることなのだろうか。幸いなことに両親を含めて環境に恵まれそれを実現することはできた。

彼女がいて、優秀な友達や先輩後輩、変わったやつも多くて周りにも恵まれ楽しく生活できているはずだ。

そう、はずなのだ。なのになぜこうも空虚なのだろうか。満たされているはずなのにこの空虚な感じはなんだろう。

自分が没頭できるものがない。それだけで空虚でしかない。

つまるところ「幸せ」とは、何かに没頭できていることでそれ以外の何物でもないのであろう。

「幸せ」は過程にしか存在しない。何かを得てしまい、完結してしまえばもう何も得ることができないのである。

没頭している瞬間。この一瞬一瞬が幸せなのである。立ち止まって「幸せとは」と考えることは無駄なのである。

考えるのはやめにして何かをハマれるものにぶつかるまで行動し続けようと思った…

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