夏休みの終わりに

夏休み…

そんなものも去年まではありました。

幼稚園から大学院までたくさんの夏休みを過ごしてきた。

小さい頃は寝たり虫取りに行ったり部活をしたリ、そんな夏休みが楽しくて楽しくて…

中高では塾に行って勉強勉強、大学に入ってからは色々なところに旅行したりバイトしたりする日々。

後悔しないように全力で今できることをして過ごしていた気がします。

そのおかげかやり残したと思うことはほぼありません。自分の持っていたカードを切り切った。そんな思いで社会人生活1年目を送っています。

けど、あああの頃はと思うことも少なくない。

夜更かしして、お昼過ぎに起きて、のろのろと活動をし始める。そんな日々が幸せでした。

社会人の夏休みはお盆休みくらいのものです。1週間。そこに稼いだお金を投入し、全力で質の高い休みを取る。

今は勧められませんが旅行に行ったりおいしいものを食べたり、気のゆくまで寝る。好きなことに全力を使う。

ああ、でも夏休みよかったなあ

学生生活が一番良かった。そんなことを思わないようにいろいろやってみたのに制約がなくて一番良かったと思ってしまう。

楽しいと思えたコンテンツを使い切って、終わってしまった学生生活。残ったものは使い切ったコンテンツを再使用すること。

擦り切れるまで使い切ること。社会人になって新しいことを始めはしたけれど永遠に続けれるコンテンツはなんなんだろう。

飽きとは怖いものです。

小さい頃から飽きずに楽しめているコンテンツは食だけ。

ラーメンとおいしい物。

美味しい物のなかにラーメンが含まれていないようですが、含まれています。

僕の頭の報酬系はどうかしてるんだろうか。

好きなものに夢中になっている人がうらやましい。夢中になれる人がうらやましい。

夏休みにしたらいいこと。それと人生でしたらいいことは一つです。夢中になれることを探す。それだけです。

車でも女でもゴルフでも野球でもなんでもいい。お金稼ぎでもいい。夢中になれるものを探す。それだけです。それだけにできる限りの全てを捧げる。そんなことができた人を幸せ者と呼ぶ。

人生は幸せになるためのものではない。苦しみだけだ。そんなことを言う人もいるけれど苦しみから自分を助けて幸せにしてあげることができるのも自分だけ。

思ったようにならないというけれど思ったようにしかならないのも真理。

人の数だけ真理がある。

自分だけの真理。それを探し、追い求めることのできる夏休みだったらいいなあ

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