眠れない夜に書いた妊娠・出産日記 21


【これは2021年5月の眠れない夜に書いた妊娠・出産日記】


健診から帰ってきてからもお腹が張って何となくソワソワしていたので、早目にお風呂に入った。
いつも通り家事をやっても夕食を食べても、お腹の張りが気になる。何なら少しずつ強くなってきているような…。



念の為病院に電話すると、前駆陣痛の可能性もあるから1時間位様子見てくださいと言われ、「陣痛きたかも」アプリを起動させ様子見。3〜5分を行ったり来たりしていて一定のリズムではないので病院には行かないことにした。

でも、段々と夜中眠れない位に痛くなってきて、夫ちゃんから「赤ちゃんのことも心配だし電話した方が良いよ」と説得され、意を決して再び電話。
「帰ってもらうことになるかもしれませんが来てください」と言われ、入院の荷物と共に病院へ向かった。


夜中3時に到着し、内診を受ける。やはり子宮口は開いていないが、お腹の張りが来ている時に話が出来なくなる私の様子を見て、「陣痛なのでこのまま入院しましょう」と言われる。
夫ちゃんに手続きをしてもらい、4時入院スタート。
(コロナ禍で退院まで夫ちゃんとはこれでしばらく会えなくなるので少々寂しくなってしまった)



陣痛は生理痛の延長線にあるものだと聞いていたが、確かにその通りだ。子宮ぐわんぐわんしているのがよく分かる。
私の場合、初めは下腹部が生理痛の延長線の痛みだったが、それに加えて腰が痛くなる。次にお股。極めつけに肛門!!
痛い場所は赤ちゃんが居る場所になるらしく、後半はずっと肛門!肛門!肛門!だった。
体力消耗するから声を出さないようにしていたが、肛門痛が走る時は叫ばずに居られなかった。そして、突然「いきみたい」という感情が芽生える。「うんちしたい」がもっともっともっと強くなった感じだ。



助産師さんに「いきみたいですか?」と訊かれて内診してもらうと、「ほぼ全開です!分娩室準備してきますね」と言われ退室。 ……いや、準備しておいて!そして、私を1人にしないで!!と思いつつも「やっと終わる」という安堵感もあった。

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