人間の善と悪

僕はいろいろと人生嫌なことはあったが基本的に恵まれた環境で育ってきた。なので、気持ちは調和とか平和主義とかが基本路線ではある。ただ、現代の世の中社会にますます余裕がなくなってきており、嫌な奴が増加しているように感じ弱肉強食の世の中で、調和を考えるより、いかに自分がこの競争社会を生き残るかを考えざるを得なくなっている様相である。椅子取りゲームの様であり、座れる椅子は数少なくなんとか椅子を確保しなければいけない。

人間の世界では「サイコパス」という人種が存在するようである。「サイコパス」は通常の人間が持っている良心というものを持たない人間のようで脳みそ自体が良心を感じる部分が欠落しているようであり、他人を支配したいという欲望があり、他人の幸せを破壊したい人達のようである。他人と仲良く調和を持って暮らす考えを「善」の考え方だとすると、他人を破壊したい考えは「悪」と考えられないだろうか?

わたしは25歳のときに統合失調症を発病し、悪意のある幻聴に悩まされてきた。電車やバスの中ですべての人が私の悪口を言っているように感じられ、電車やバスに乗るのが嫌だった。ある時は世界の人間が全員敵に感じたときもあった。でも平和な家庭に生まれて子供のころ恵まれた環境で育ったことが良かったのかもしれない。妻と結婚でき、娘が生まれたことにより平和と調和を求める心が戻ってきました。

凡夫はあるときは「善」となり、あるときは「悪」となる気持ちに揺れ動くと思う。ただし上記で述べた「サイコパス」は「善」の心を持たない「絶対悪」な気がする。宇宙では「ビックバン」が創造する「善」だとすると、「ブラックホール」は全てを破壊する「悪」であるように。「サイコパス」は脳みその構造に欠陥があるからして更生させることは無駄なことであるようだ。日本にはある本によるとこの「サイコパス」なる人種が100万人程度存在するようである。あなたの職場にも存在するかもしれない。「良心を持たない人たち」の本に書かれた人は「サイコパス」であろう。僕はこのような人種が存在することが信じられないが、過去からの日本で脈脈と存在し続けて一定数生存してきたようだ。

わたしは思うどうすればこの「サイコパス」という人種を壊滅させることができるのかと。

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