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私の考える「不在の百合写真」の捉え方③

前回の続きです。①と②をご覧になられていない方は下記リンクから読んでみてください。

今回はピント位置、そして簡単な構図の決め方です。

構図に関しては「写真 構図」などで検索していただいた方が専門的なものがたくさん出てくるので、この記事では超基礎的なものに軽く触れるだけにしておきます。

ピント位置はどこへ?

例えば実態を伴った写真(人間の被写体がいる)の場合、被写体にピント合わせますが、残念なことに撮影者に見えてもカメラには見えないので、ピントは基本、見える位置から近いものに合わせます。

どんなにカメラのオートフォーカス性能が進化してもここだけは人間がやらなければなりません。

つまり、ベンチがあればベンチに合わせ、壁なら壁です。

前回ベンチなどがあると撮りやすいと書きましたが、つまりこういうことなのです。

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3度目の登場ですが、この写真のようにベンチにピントを合わせることでピント位置の前後にボケが生まれ、立体感が生まれます。

試したことはありませんが、スマホカメラでもポートレートモードを使えばベンチの前後にボケが生まれ、立体感が出るのではないでしょうか。

平面である壁でも見える位置の前に何かを入れて前ボケを作ることで同じように「ここにいる」という立体感が出ると思います。

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構図の決め方

次に構図の話になりますが、冒頭で書いた通り「写真 構図」でググった方が専門的です。ここでは基本的な構図「三分割構図」を軽く取り上げます。

個人的な考えですが、これに従えばそこまで変な写真にはならないと思っています。多分ね。まぁフレーミングの目安として考えてください。

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これはLightroom CCの画面のスクリーンショットですが、このように縦に三等分、横にも三等分するように線を引き、ざっくりと縦と横の線がぶつかる点の辺りや線に沿って配置すれば良い感じになるのが三分割構図です。

カメラやスマホカメラアプリの設定からグリッドの表示を行えば大体がこれが出ると思います。

撮影時に合わせても良いですし、撮影後に編集ソフトで合わせても良いです。

↓ベンチなどがない場合は貴方が見えている場所辺りにしましょう。

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この写真は加えてフレーム構図になっており、青線の部分が額縁のような見方ができます。ここで向かい合ってるのが見えるでしょう?

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最後に例をいくつか見せて今回は終わります。

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ではまた次回


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