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HELP EVER HURT COVER 復刻リリース

藤井風とカバー曲

藤井風と言えば、English covers だとワタクシは思っている。

素晴らしいオリジナル楽曲を紡ぎだす。どの曲も彼の楽曲への愛情を感じるし、幼い頃から培った表現の幅に惚れ惚れする。そして毎回、新しい一面を見せてくれ、驚きや人生に気づきをもらっている。

以前、このような記事を書いてみた。

そう、出会いの時の印象こそ岡村靖幸に出会った時のそれだったけれども、藤井風は私の中で確固たる存在になりつつある。唯一無二の存在だ。

5月20日、HELP EVER HURT COVER が復刻リリースされた。私自身、初回盤を購入し、何に1番面食らったかというと英語カヴァー曲だった。発売と同時にサブスクも開放されるとのこと、これが世界中の大勢の方の手に届き耳に届くことが楽しみでしょうがない。

藤井風のすごさを知りたければcoverを聴け

VIVALA anthemsでも世の中の人々に規格外のミュージシャンと知れ渡ったと思う。

彼のカバー曲は、ただ、真似をしているのではない。彼が感じとった楽曲のイメージを加えて表現しているのだと思う。ピアノのアレンジ力も秀逸だ。原曲の良さを生かしつつ軽く超えてしまう。

彼の好む和音は難解。ピアノレッスンで習う整った和音のそれではなく引っかかりのある和音をよく好んで使っている、と思う。専門用語はわからないけど、感覚的にゾワッとするハーモニー。兎にも角にも中毒性が高い。

なので、HEHNの中で一番弾きやすい、「特にない」を弾いてみても、あれ?和音間違えたかな?と思って譜面見ると、実は譜面通りということがしばしばある。通して聴くと収まるけどそこ単体で抜き取るとざらっと感じる。その和音感覚を感じるたびに、やばいこの人と毎回思う。ほんとにヤバイ。音もルックスも最高にカッコいい。

彼オリジナル楽曲はYaffleさんという最強のプロデューサーによって完成されているけれども、カヴァー曲に関しては風さんのアレンジ。だからこそ、聴いて欲しい!(ちょいしつこいね)

そして、(ワタシはスペシャの中の人ではないけど)6月5日の再放送は可能であればご覧いただきたい。彼のルーツも知ることができます。

デビュー前のEnglish covers を振り返り

Close to you (HEHC収録曲) 2018.7.27
かわいい和訳で曲への理解がより一層深まります。


Shape of you(HEHC収録曲) 2019.5.31
コード進行をかえているとのこと。原曲の単調なイメージとは異なりこの主人公の心の揺れがピアノの音色に出ているようにワタクシには聴こえます。


Be alright(HEHC収録曲) 2019.1.20
原曲はジャンル的にはダンスミュージックなのかハウスなのか?これをピアノにアレンジしていてすごい。しかもデビュー前です。里庄町時代です。
この曲も和訳あり。風さんの和訳は伝わりやすい。


Rehab 2018.6.13
風さんはAmy Winehouseが好き。HEHCではStoronger Than Me をカバーしている。この動画の表現大好き。小ネタもきかせてます。和訳もかっこよい。曲に合わせてますよね。


Hotel California 2018.6.1
風さんの動画にはまった昨年秋ごろ、くる日も来る日もまたあくる日も夜な夜な観た。こちらの和訳もよいです。観たらわかりますよね?この四方八方に飛び散る表現力のすごさ。


英語⇔日本語 藤井風の訳詞の妙

5月21日、きらりMVが公開。アフタートークの中で、「いままさに英訳をつけてるところ、待っててね」と風さん。5月24日、通勤時にきらりMVをみていたら。もう英訳ついてた!そして英訳は主語がはっきりしているので歌詞の意味がより伝わってくる。風さんの翻訳力にもほれてまう。

ほんとうに愛しかないし好きしかないし惚れてまうしかない。
風さんのお邪魔にならない程度に一生ついてってもいいでしょうか・・・。
好きすぎて語彙力も乏しくなってきました。

今日はこの辺でおしまいにしたいと思います。

最後までお付き合い下さったかた、ありがとう。
きっとアナタも風の沼の住人ですね。サンキュ。


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