空想物語・その4
窓辺で
頭の下に手をくんで仰向けになり
ぼんやりと空を眺めていた
旅客機が飛んでいた
数分してまた別の旅客機が通った
わたしの目にはわずか1cmほどの
小さな"ジャンボジェット”だ
また通過して行った
ぼんやり空を眺めている
わずかなあいだに
4台も旅客機が飛んで行くのを見る
それはまるで空に
線でも引かれているかのように
同じ"道筋”を辿って行く
すごいね
人間のテクノロジーって
人が作り上げた偉大なる技術
創造主が人であるならば
人は神といえるのでは?
おっと!
こんなこと言ったら
偉い人に怒られそう
そんなことを想っていると
ほら
また
旅客機が通っていく
わたしの空想も"ジャンボジェット”に乗せて
飛ばしてしまおう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?