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還暦が近くなろうともオタクなのは変わらない

読みたいところだけ読んでいただければ…
長く生きてるのでいろいろ長くなってしまって申し訳ないです…


結婚前



前にも書いたかもしれないですが、物心ついた時からテレビに出てるアイドルの御三家(古い)とか◯ャ◯ーズのグループだとかそういうカッコいい美しい人たちに対してステキーとかキャーとかならないタイプでした。
とても好き…ってなったのは中学生の時に姉と見に行った映画の「銀河鉄道999」の星野鉄郎くんでした。

画像はWikipediaから

その時は特に自分の好きなものについて特に何とも思っていなかったけど、1stガンダムの台詞は姉と一緒に覚えたり、知ってる先輩が声優さんになると聞いてそのアニメを見たりしていたので、その頃の周りの人よりはアニメ好きでした。

子育て中(1990年代〜2000年代)

結婚して上の子を産んだ頃に「幽遊白書」がテレビで流れてて、なんかカッコイイ人いる!って飛影くんのファンになってから、声の出演の檜山修之さんの声を聞き逃さなくなりました。

カッコいい飛影くん


下の子を産んだあとも、何のアニメを見てても『今の声檜山さんじゃない?』ってエンディングの声の出演を確認するのが習慣になっていました。
(後日上の子に自分がオタクになったのは私が今の声誰だった?って確認するのを見ていたからと言われてしまったことがある)
ちょうど住んでいたところでCATVに加入できて、昼間にいろんなアニメの再放送を楽しむことができて、やっぱり檜山さんの声カッコいい…って思う日々でした。

2000年代〜2010年代

二人の子が高校生になるくらいまではパソコンでMMORPGをプレイしていました。(この時文字チャットを常にしていてタイピングの技が衰えなかった)
また、その時の仲間と「グランブルーファンタジー」というスマホゲームをしたり、「ポケモンXY」を3DSでしていました。


2015年の1月に刀剣乱舞-ONLINE-というブラウザゲームが出てプレイし始めたことが、私のオタク人生の転換点となりました。

私はいわゆる乙女ゲーム的なものは、出てくる人みんながこっちに向かって好き好き言ってくるからヒェェと引いてしまい、全く主人公として入り込めなくてムリなタイプです。
あと男性の裸体とかもチラリとも見たくなくて、よく肉体美ムフフとか目の保養とか言う人いるけど、ムリ服着てください目のやり場に困るからってなっちゃうタイプです。(たぶんオタクの中では珍しい部類かも?)


さてその刀剣乱舞ですが、開始してすぐにTwitterのTLにすごく楽しそうなマンガやイラストが流れてきていました。
これ面白いのかなと思ってサイトを見ても、なんか美しいきらびやかな人たちがこっち見てる…えっ重傷を負うと服が脱げ…そんなの別に見たくない…でもまぁ話の種にやってみようかな…と登録しました。
最初の一振りは見た目では全員美しすぎて選べず、その頃CATVでやってた「ハイキュー!!」の声優さんだけ名前を知っていたので、その方を初期刀に選んで無事に審神者になりました。
ゲームの中で「近侍」という役目を刀剣男士(その刀の付喪神という設定です)に任命すると、ノルマをクリアしたりするといちいち話し掛けてくれるんですが、その初期刀の方の他にもう一人優しく穏やかな声で話し掛けてくれる刀剣男士がいました。

石切丸さんです。

優しそうですよね



石切丸さんと出会う


ふだんは優しく諭すような柔らかな声なのに、出陣するとめちゃくちゃかっこいい声で敵をばっさり倒すんです。公式の戦闘時の絵がまたキリッとしててカッコいいし。
この頃、かっこよすぎて羊毛フェルトで石切丸さんを作っちゃうほどでした。

こんなのを作りました
お顔部分
下げ緒の結び方を調べて同じように結びました




で、声を入れてキャラに命を吹き込んでくださってるのは高橋英則さん。…その時はまだよく存じ上げなくて、情報を探してあちこち検索していると、ニコ生で「なびめいと」という、アニメイトで扱う商品の宣伝をする番組を高橋英則さんと河西健吾さんの二人で担当されてるらしく、その放送日にニコ生を見てみました。

高橋さんはわりとふつーのおもしろ兄ちゃん…ていうかなんか落ち着かない人…座り直したり時計外したりつけたり…背が高すぎて椅子が合わないのかな…河西さんはなんか翻弄されてる…?ふたりとも絵がうまくないwあとふたりとも恥ずかしがりすぎでかわいらしいw(なんかいい感じのセリフを言うコーナーがあった)
番組終盤に、なんとこのお二人が放送ブースのあるアニメイト池袋本店の外に出てきてじゃんけんで番組で書いた絵のプレゼント+握手会を行うらしいことを知りました。
この頃飲食店のパートを(合わなくて泣きながら)していたので行けないなと思っていました。


一歩踏み出す

何回か楽しく見ていたある日、「なびめいと」があと2回で最終回となりますって言い出しました。

いつか行けたら行ってみよう…くらいの気持ちだったのが、『そしたら見に行かなきゃ…でも都内まで電車で行けるかな(パニック障害なので)、でもこのチャンスを逃したら石切丸さんの人に会えない、思い切って行く!』って思って、家族にちゃんと行き先と目的を告げて出かけました。
既におしゃれな若い女性が何人も待ち構えてて、気後れしたけど列に並んで、河西さんと高橋さんと目を合わせて握手して少しお話しすることができました。

そのあと、ひとりで余韻に浸っていた私に声をかけてくれた若い女性がいて、そのあと何度もイベントにご一緒するようになりました。(河西さんが鉄血のオルフェンズの主役に決まって、試写会とか振り返り上映会とかに行った)
(理解のあるかたで、私のパニック障害のことを特に嫌がりもせす、上映会のときも途中退席したりしちゃったけどそのまま普通に接してくれてました)

その後、Twitterで一緒の場所にいた人が声をかけてくれたり(そのかたも学生さん)、私も声をかけたりして、高橋さんの出演するイベントがあるといえばチケットを買い、朗読劇などのイベントに参加したりしていました。

若い方々は就職を迎えてからもう一緒にイベントに行けなくなってしまったのですが、あの時に気軽に声をかけてくれた皆さんには感謝してもしきれないです。


そして現在(2024年)


今も狭めの劇場だと抗不安薬のソラナックスを飲んだりしてやり過ごしたりしていますが、以前に比べるととても行動範囲が広がりました。

高橋英則さんが出演されるライブやイベントに参加したり、みんなでお金を出し合ってフラスタ(フラワースタンド)を送ったりしています。
今は仲のいいかたがまとめ役になって、私ともうひとり仲のいいかたが補佐する形で、募集をかけたり集金したりするようになっています。
先月はイベントが毎週末にあるくらいの大盛況だったのですが、お金が追いつかなくて今月のイベントは泣く泣く諦めました。

いろんなイベントに行ったりいろんなコンテンツに接したりして、いま活躍中のいろんな声優さんに詳しくなりました。
高橋英則さんも河西健吾さんもマウスプロモーション所属なので、マウスプロはいわゆる箱推ししています。


Adobe Illustratorとオタ活



一年前にAdobe Illustratorを購入したのですが、それもこのいわゆるオタ活のためというのが動機の半分です。(あと半分はこの先の収入のためになんとかものにしたい)

いま、高橋英則さんが出演している『STATION IDOL LATCH!』というコンテンツがあります。(山手線の全30駅に勤務する駅員が業務を終えるとアイドル活動をするというもの)



1stLIVEの時に、好きなメンバーのお誕生日に駅に応援広告を出しませんかという宣伝がありました。
私たちもそれに乗っかって応援広告を作って出そう!ってことになって、イラストやデータ入稿はまとめ役の人の知人にお願いして、裏方業務のさらに裏のお手伝いをしています。

2023年のものはイラストをお願いしないで自分たちで公式イラストを使って作ろうかって話になったのですが、入稿先にはIllustratorのデータで提出する必要があって、Illustratorの調達はどうしよう…ってなって、ちょうどちゃんとしたソフトをいつか使おうと思っていた私が手を挙げたという流れです。
結局、規約の変更で応援広告に公式イラストが使えなくなっていたので、前年と同じくイラストを依頼して描いていただく形になり、Illustratorは使わなくてよくなりました。


今年、この『STATION IDOL LATCH!』が3周年を迎えることになって、合同で同時に各駅に広告を出そうという話を持ちかけられました。
最終的に30駅のうち10駅がこの企画に乗って、私たちも毎回お誕生日広告を出している駅に広告を出すことになりました。準備期間が少し短かったので、1年目に出した広告のイラスト部分のデータを拝借して、別の背景を組み合わせて、センスはないけど皆さんに意見を聞きながらなんとか試行錯誤して作りました。
たぶんこの先はイラレはオタ活では使わないかも…
でも何かあった時のためにも、将来的に収入を得られるようにするためにも、勉強は怠らないつもりです。

終わりに

全部読んでくださった方、ありがとうございます。
途中で読むのイヤになっちゃった方、当然だと思います、申し訳ありませんでした。

いくつになっても好きなものは好きでいたい。料理とか観劇なら何も言われないのに、二次元キャラに心癒されることに対しては当たりが強いのが、ちょっと物悲しいです。

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