5/21 ゆめ


お母さんが出てきた。5/19.20のどちらか 起きている時に お母さんに(要は独り言)「私死ぬと思う なんかもう辛いんだ いやお母さんの死に方よりは辛くないかもだが。ダメなんだったら止めてみてよ」と言った。そしたら夢に出てきた、スピリチュアルからは足を洗ったし分かってる お母さんが夢に出てきたというよりは 最近お母さんのことを考えることが多かった日々 脳の処理的に夢を見るも当然という そういう感じなんだと思う。

夢にありがちな、最初は全然違う夢で なんか男児と母親が出ているのを神の視点的な感じ、どちらかと言えば男児の母親の目線で見ていた。


(男児は気がついたら平穏に日々が過ぎていたタイプの夫婦のもとで 伊勢海老の味を知らず結構な年になってた。男児の母はえ、あんた伊勢海老食べたことないの!?(いやアンタが与えたことないならないだろ)と言い 思えば高い食材なんてもう何年も調理してない なんてことを思う。平穏を愛していたけど、たまには良いでしょと思いながら男児に「刺身も食べな 味噌汁も作っちゃう」などと言う。舞台は、成城石井とデパ地下を混ぜたような貧乏人の想像するちょっとリッチな場所なのだ。男児は、嬉しそうだった)

にも係らず途中から私と母になっていた。
いつもそうだけど、母の病気の事実自体が消えることはなく「病の母が それでもまあギリ元気に生きてる」みたいな形の夢を見る。私の望む、一番ありえたかもしれない未来なんだろう 発想が貧困 次は巨大化した母とか 若い頃の母とか そういうの頼むよ。


母はなんかわたしのウィッグをかぶっていたけど結構意外と似合っていた。まあ当然だと思う、私と母は似てるから。私が母に似てるのか。そしてヴィッグを被ってるということは夢の中でも、抗がん剤治療なりで髪が なかったんだろうな。母も夢の中でまでハゲたくはなかっただろうに…


母は小顔だったしおまけに寺の娘だったから、実際禿頭も様になっていた。ハワイの海辺や一緒に入った風呂で見た薄く毛が生えそろった小さな頭を思い出す。


今まで見た中では一番元気そうだったかも。
これが唯一のスピリチュアルっぽい不思議なのだけど、これだけ母のことを思い出しながら生きているというのに母の夢は、母が死んだのちに片手で足りる程度しか見たことがない。夢が脳の記憶を司る部位の整理なのだとしたら話が合わないなと思う。

その、貧乏人の想像するリッチなデパ地下みたいなところでなんか高いものを食べ、最近行ったスパプーの影響だろうね、そのリッチなデパ地下から外に出る時まとめて払えば良いシステムだったからレシートを貰ったんだけど、食事の会計の時点で6000円と7000円の間くらいになったから「結構だよ!?」と 母を脅かした。


リッチなデパ地下には酒の試飲コーナーがあって、いっぱいお酒があって、母はそこで飲むと言って酒を飲み始めた。「え、大丈夫?飲んで」と言う私の横で結構なペースで飲み進めながら「試飲なら10杯まで…」と訳の分からないことを言っていた。試飲で10杯ってかなり厚かましいが?


お行儀悪く、ピッチャーで冷やしてあるタイプの酒の、もう量が少ないものをラッパで干して、横に洗い場があったからそこで軽く洗い干して 再びかなりの量を(試飲と言っても店員さんが配っているタイプではなく、決まった量がボタンを押すと出てそれを飲んで買うか決めれるという タイプのものだった)飲み進めていく。なんか韓国ドラマで女優が屋台で酒を飲む時みたいな飲み方をしていたな。私はそれを見ながらぼんやり「へー、父さんが若い頃の母さんは冷酒をガンガン行ってたって言ってたの 本当だったんだな」と思うなどしていた。


私がお酒が飲めずイメージが乏しいものだから、そういう場にあるのは結構高いリッチなお洒落なハイソな…こう…白ワインや日本酒的なものだと思うんだけど ほろ酔いみたいなラベルのものが並んでいて大変残念だった。母が「あ…これ美味しいわ。」などと言っていたお酒も、カルピス原液〜巨峰〜とまんま同じパッケージだったしな。



母が美味しいと言ってたお酒、喜ぶだろうから後でこっそり買いに来ようと思って値段を盗み見た。カルピス巨峰のくせに記憶が確かなら3200円した。


食事も終わり 試飲も終わり 辺りを散策した。皮の半分剥かれたサツマイモが巨大なアイスケースに山積みにされていて、それなりの値段がしたから多分安納芋とかだったんだろう。

それを見て母に「スイートポテト作ったげるよ、母さん全然お菓子とか食べないじゃん、だから体重増えないんだよ」と言って、続けて 添加物とか言ってさーーと言おうとしたら母から先に「当たり前やろ添加物とか入ってるし」みたいなことを言われた。

添加物フリー思考の厄介おばさんみたいなことを言ったあとに 頼むわ、と母は言った。それを見ながらあたしは、もう婆さんに近いんだから。長生きしろよ〜 って言った。



もう死んでるっつーの。グロいんだよなこういうの。思えばこれに対しての返事はなかったな。



頼むわって母が言うから良い値段の芋を買おうと思ったのになんか、急に「もう帰る」って言い出したから出口まで歩いた。そしたらそこに父が迎えにきていて、母は出口の支払所に7000円くらいを叩きつけ「ここまでは持つ」と父に言い放った。金額脅かしすぎたみたいだな、フツーに足りてるしと思って「それで足りてるよ笑」と言ったところで 目を覚ました。


死んだらあそこに行くのかな、それならかなり悪くないんだけどね。


ただの夢だけど、なんか止めれるなら〜みたいなことを言った上で このタイミングで夢に母が出てきた訳なので ギリギリ生きていかなきゃならなくなった。

映像として思い出せるのは起き抜けの今だけだろう そのうち見たことすら忘れてしまうのが無性に寂しくて 夢日記とする。





追記
起きてからホラー好きの私が思うのは 母が何かを食べていた記憶はしっかりあるが私が何かを口にした記憶が本当にないので(一緒にいたのに)私が何か食べてはいけない(ヨモツヘグイ的なことだ)リッチなデパ地下だったのかもしれない。
ほんと、死んでからあそこに行くんだったら悪くないんだけどなー!

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