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世間はあなたよりやばい男子で溢れている ~文化系男子のための恋愛入門①

※この記事は文化系のためのオンラインマッチングサービス「猫Match!」の『「モテたいわけではないのだが」文化系男子のための恋愛入門/読書会&トーク』
より、トイアンナさんトークショーパートの一部を書き起こしたものです。

語り手:トイアンナ(作家/恋愛・就活ライター)
聞き手:あじさい(文化系恋愛アドバイザー/猫Matchマネージャー)

■はじめに


――聞き手をつとめます、猫Match!マネージャー・文化系恋愛アドバイザーのあじさいと申します。今日はよろしくお願いします。

はい、よろしくお願いします!
本日なんですけれども、予想より女性も参加してくださったことで、かなりインタラクティブなお話合いが既に開催されていたので、とってもほっとしています。
それで、参加された女性陣も聞いたのかもしれないんですけども、というかむしろぜひ名指しで聴いてみたいくらいなんですけども、猫Match!にいらっしゃる男性っていうのは結構まともなほうの男性が多くて、皆さん普段女子会とかでやばい男性列伝みたいな、こんな男がやばかったよねみたいな話をされてるんじゃないかと思うんですね。で、それと比べたときに、皆さん今日参加されている男性がいかにまともかって話からいきなり入りたいと思っています。

■下から説教する人


――読書会(課題本:「モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門」)では各テーブルを回っていただきました。

そうですね。結婚相談所でのあるある話なんですけど、三つの例の話がしたいと思っていて。一つ目が下から説教する人って言う例を出したいと思います。説教って普通上からするものなので、何だろうっていうのがあると思うんですけども、今からちょっとあじさいさんをイラっとさせると思うんですけども、あじさいさんで実演したいと思います。

――はい、よろしくお願いします(笑)

「あじさいさんって本当に素敵な人で、私に比べたらほんと落ち着いてらして大人っぽくて、成熟した男性って感じがするんですよねー。なんかそれで思うんですけど、あじさいさんはもっとリーダーシップを発揮すべきだと思うんですよ」
みたいな。一回自分を下げて、なぜか相手にやるべきことを言ってくる。お前は卑屈なのか傲慢なのかどっちなんだっていう。

――申し訳なさそうにこうしろああしろって言ってくるパターンですね。

これが婚活でよく女性から不評をいわれるタイプの男性の代表格の一つです。下から説教しがちな男性けっこういます。
わざわざデートでなぜ、って思いません? デートって一番簡単に言えば相手を気持ちよくさせたら勝ちみたいなゲームのはずじゃないですか。
自分を理解してもらって、お互いの理解を深めて、仲良くなって次回に繋げたらいいなぁみたいな会のはずなのに、なぜそこで説教? っていう話なんですけど。そこでイケてる俺を出したいがあまりに、下から説教をすることによって、俺はお前よりイケてる男だぜってことをなぜかアピりたくなってしまう。っていうのが結婚相談所に出てくる悪い例その一です。

■話題が一個しかない男性


例その二は、話題が一個しかない男性です。
今までで一番笑ったのが、どんなに話をそらしても全部天気の話に戻してくる男性がいたらしいんですよ。

――今日は暑いですね。みたいな。

たしかに、あじさいさんと私が今日お会いして、いやー最近ようやく雨降って東京も冷えてよかったですね、みたいな話をするのはわかるんですよ。お久しぶりですっつって。そのあとに、今日の議題なんですけど、猫Match!は何時から何時で何に始めたくてって話をしてるのに、そうですねわかりました! それにしても今日ちょっと涼しくなってよかったですよねー、みたいな(笑)。お前なんなんやっていう話の戻し方をしちゃう人がいる。で、これは今みんな男性のカメラオンの方笑ってくれてますけど、けっこういるんすよ!
あの、これ別に天気だから突拍子もなく聞こえるだけで、これが俺の仕事自慢・俺マジ有名な人と繋がってるから自慢、とかになってくると、どんな話を逸らしてもその話に持っていく人っているので。かなりありがちな男性の例になりますね

■これまでの相手の恋愛の例をレビューして詰める人


で三番目の例が、これまでの相手の恋愛の例をレビューして詰める人
これは何かっていうと、じゃああじさいさんたびたび申し訳ないんですけども、あの、個人情報は明かさなくていいので嘘ついて欲しいんですけども「振った数と振られた数どっちが多いですかね?」みたいな話を振ったとしましょうか。であじさいさんが「まぁどっちかって言うと振られた方ですかね」って答えたら「へー、でもそれってあなたに魅力がないってことなんじゃないですか?」って詰め始める(笑)

――これ、振った方が多いって答えるとどうなるんですか?

けっこう見る目厳しいんじゃないの?」(笑)

――なるほど(笑)

なんで私は今お前とデートをしているのに、お前に恋愛がうまくいかない理由を把握されなくてはいけないのか? お前は恋愛コンサルタントではないが? みたいな話になる。これは婚活での三大ダメな男性の事例なんですね。で、これを聞いて笑えるってことは、みなさん多分そうじゃないんですよ。
で、そうじゃないってことは、まず皆さんに知って欲しいのは、
世間はあなたよりやばい男子で溢れている
だからまず、そんなに自分は大したことないとか思わないで欲しい。っていうポジションからスタートしてほしいですね。もっと自信を持っていいです。

■立ち位置を変えてみて欲しい


女性はいろんな男性と婚活とかで同時並行でデートしますけど、本当にすごいのを引き当ててるんですよ毎度毎度。で、女子会とかでみんな煮凝りみたいなのを持ち寄ってきて、エピソードトークで盛り上がるんです。そういう人がめちゃくちゃいると。で、(ここにいる)みなさんそうじゃないので安心してほしいですね。
なので、世の中は基本的に自分より上を見るのが大事だと思うんですよ。恋愛って。でも、下には下がいますよ。だから、そんなに自分のことを卑下したりとか、恋愛初心者で彼女いたことないとか思わずに、いや結構イケてんじゃね? っていう視点からまず立ち位置を変えてみて欲しいなっていうのが一つあります。

<その②へ続きます!>


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