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記事一覧
金曜日備忘録(福島事故を忘れないために)
2022年4月22日。
1、東京電力福島第一原発事故で福島県から埼玉県などへ避難した住民96人が国と東電に計11億円の損害賠償を求めた訴訟で、さいたま地裁は20日、東電に計約6500万円の賠償を命じる判決を言い渡した。国への賠償は却下した。岡部純子裁判長は判決理由で「津波の到達が予想できたものの、規制権限を行使しなかった」と指摘(意味不明)。一方で「予見可能な津波と実際の津波の相違が大きかった」
金曜日備忘録(福島事故を忘れないために)
2022年4月8日
1、福島第一原発二号機の原子炉圧力容器内に遠隔操作のカメラを入れ、溶けた核燃料の状態を撮影する調査を2024年に実施する方針を東京電力が明らかにした。メルトダウンした1〜3号機で内部を調べるのは初となる。1、3号機は溶けた核燃料の大部分が圧力容器の外側の原子炉格納容器に落ちたとみられるが、2号機は多くの核燃料が圧力容器に残っていると推定されている。
ーーー調査自体が先延ばし
金曜日備忘録(福島事故を忘れないために)
2022年3月25日。
1、北海道電力・泊原発の再稼働に向けて規制委員会の審査会が開かれ、北電は審査に必要な説明を終える時期がこれまでの想定より1年近く遅れるという見通しを示した。
ーーーー審査の資料もできないのに、再稼働なんかできるわけないだろう。その両力を廃炉に向けての研究に費やしたらどうなんだ。
2、背志管内恵内村は、2022年度予算案を発表し、高レベル放射性廃棄物の最終処分選定に向け
金曜日備忘録(福島原発事故を忘れないために)2022年3月4日
ロシアのウクライナ侵攻に抗議する。ロシア軍のウクライナ、ザボロジェ原発攻撃に厳重抗議する。
チェルノブイリ、福島原発事故を忘れるな。
1、東北電力は、女川原発で2021年10月、協力会社の作業員が同僚のIDカードを使い、身分証明が必要な区域を通過していたことを明らかにした。警備が厳重な建屋に入る際に判明した。ーーーこの杜撰さはなんなのだ。テロ対策施設以前の問題だ。
2、仙台地裁は、女川原発2
金曜日備忘録(福島原発事故を忘れないために)2022年2月18日
1、フランス、マクロン大統領は2050年までに原発最大14基を建設すると表明。11年の東京電力福島第一原発事故を受けて、それまで発電量の7割を占めていた原発電力を5割に下げるとしていた方針を180度転換。なお現在稼働中の原発は56基ありフランスは原発に依存する原発依存大国となる。
ーーーフランス国民の支持を得られるのであろうか?
2、IAEAは15日、福島第一原発で現地調査を行い処理水(と言い
金曜日備忘録(福島原発事故を忘れないために)
2022年2月11日
1、東京電力は、福島第一原発の廃炉作業中の事故やトラブルによる、作業員の被ばく線量が個人情報として本人の同意がなければ公表しない方針を示した。きっかけは2021年11月、汚染水処理の関連設備のダクト交換作業中に起きた、社員2人の被曝トラブルで、本来は防護服と全面マスクを装着すべき現場だったが、作業服と防塵マスクの軽装備で作業した結果、体に放射性物質が付着した。内部被曝の恐れ
金曜日備忘録(福島原発事故を忘れないために)
1、毎日新聞1月31日の記事によると、自治体が原発事故に備えて立てる避難計画の実効性について、原子力規制委員会など国には審査する仕組みがないことが判明した。
ーーー規制委員会を作る過程の経緯が複雑な上に、当時国会で避難計画などの審議が必要という論議がなされなかった。規制委員会設立時「発想できなかった」のだそうだが、その後各地の裁判で地元の皆さんが最も危惧したのはこの避難できない地で原発を稼働する
金曜日備忘録(福島原発事故を忘れないために)
1、福島第一原子力発電所の「汚染水」対策の一つで地下水が建屋に流入するのを抑えるために設置した「凍土壁」から、地盤を凍らすための液体が漏れ出たトラブルについて、東電は液体が流れる結合部のずれが原因だったとして、配管を交換するとともに損傷原因を詳しく調べている。
2、福島原発の原子炉格納容器の外で270ベクレル/cm2計測されている。事故前は0.4ベクレル/cm2で身体汚染で報告義務があった点を勘
金曜備忘録(福島原発事故を忘れないために)
2022年1月21日。
1、東電は17日、福島第一原発の凍土遮蔽壁の一部で地盤を凍らせる凍土管が損傷し、中から凍結に必要な液体ブライン(冷媒)が漏れたと見られると発表した。
ーーーその後4トンが流失したことが判明。漏れたという規模ではないだろう。
2、福島原発事故後に甲状腺癌になった17〜27歳の当時福島県内に住んでいた男女6人が、癌の発症は原発事故による被曝が原因として、東電に計6億160
金曜備忘録(福島原発自己を忘れないために)
1、東京電力福島第一原発で溜まり続ける処理水(と東電はいうが、汚染水であることは言わずもがな)の海洋放出をめぐり、政府は風評対策を議論する関係閣僚会議を開き今後1年で取り込む対策などを期した行動計画をまとめた。風評被害による損害賠償の手続きを簡略化するため、政府は2023年春の海洋放出を目指している。
2、韓国原子力安全委トップは東電の海洋放出計画審査申請を「正当性・妥当性を欠く」と批判した。先
金曜日備忘録(福島を忘れないために)
2022年1月7日。
1、3日、ベルリン、ロイター。
ドイツの社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)の3党による新連立せいけんは、原発と天然ガスを持続かのうエネルギー源として分類するとした欧州連合(EU)欧州委員会の提案について、原発を脱酸素化に貢献する「グリーン」な投資対象であると認定することを拒否すると明言した。
ーーーEUの原発と天然ガスを「環境に配慮した投資先」と認める
金曜備忘録、福島を忘れないために
1、ベルギーは2025年に全原発を閉鎖することで合意した。連立7党は23日、2025年までに段階的に原発を閉鎖することを決定した。
2、政府は福島原発で溜まり続ける汚染水(政府は処理水と称している)の海洋法室を巡り、28日、風評対策を議論する関係閣僚会議を開き、今後1年で取り組み対策などを期した行動計画をまとめた。政府は2023年春の海洋放出を目指している。
3、26日、政府は来年度原発で使
金曜忘備録(福島原発事故を忘れないために)
1、2021年3月8日:アメリカNRC(米国原子力規制委員会)は、2011年3月福島原発事故の当初から、核燃料が溶け落ちるメルトダウンやメルトスルーが起きていたと分析していたことを明らかにした。また「日本政府にこの評価を伝達していた」と語った。
2、2日小泉進次郎環境相は記者会見で福島第一原子力発電所の事故に伴い台湾が継続している日本産食品の輸入規制措置の解除を求めた。台湾始め中国や韓国など15