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micro:bitのBLEHID拡張の使い方
micro:bitのアドバンテージはだれでも使える無線機能だと思っているのですが、同じハードでBluetoothも対応しているのです。
そのなかでよく出来ていると思われるのが「microbit-pxt-blehid」拡張機能です。
これはmicro:bitを、Bluetooth経由のHID(Human Interface Divice)つまりキーボードやマウスとして認識させる拡張機能です。
micro:bitのボタン、センサー、カードエッジの情報をキーボード、マウス入力として、Bluetooth接続しているPCに認識させます。
使用するにはMakecodeの拡張機能画面の検索欄に「blehid」と入力すると、拡張機能の選択ができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1715861179041-0waKgcX2ps.png)
公式ではないサードパーティーの機能ですが、使った限りでは全く問題はありませんでした
この機能を使うとmicro:bitの傾き(加速度センサーの情報)をマウスの動きにしたり、ボタンやカードエッジの状態をキーボードで押されたキーとして認識させられます。
例として、micro:bitの傾きでマインクラフトのユーザーの前進、後退、方向転換のキー操作をmicro:bitでやってみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715859024810-lG7kVMzZYs.png?width=800)
このような感じになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1715859642256-QZld5teyO8.png)
これを使うと、micro:bitと色々なPCソフトの連携が可能になります。
マインクラフトのキーボードとマウス操作に割り当てたのが上記の例ですが、Scratchのキーボード操作に使ったのがネコリンピックスキーゲームです。
![](https://assets.st-note.com/img/1715860518684-oPk3v8VjIZ.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1715860533528-wdWmrM0T25.jpg?width=800)
BLEHIDを使うと、Scratchlinkを使わずに、キーボードイベントだけでネコを動かすことができます。
他にもPCのキー・マウス入力のエージェントとして使用できるので、スライドクリッカーに使えたり、センサーの連携ができるので応用範囲が広がります。
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