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映画のワンシーンを急に

夫が「これ見てみて!」

と見せてきたYouTubeがあった。それは信号待ちの車で停車時に横付けした車に窓を開け「おい、別れの言葉はなしか?」と隣の車に聞き、隣のまったく知らない車の相手が「フルスピードで走るのが俺の人生だった。だからお前と俺は兄弟だった。お前も同じだったから。」と言い合うと言うものなのだが、ここで気付いた方もいるかもしれないが、これは映画のワンシーンなのだ。

これは上手くいったバージョンだけど、上手くいかなかった場合もあり、それはそれで面白く見れたりする。

「ワイルドスピードスカイミッション」のエンディングシーンだったはず。

私はこの映画を最初から見ていて、このエンディングには嗚咽が止まらないほど泣いていた。それを知っていた夫が分かるだろうと私に見せ、このYouTubeチャレンジには思わず笑ってしまったのだが、それを見ていた息子が「だからか!!!」と言い出した事があった。

息子はあるオンラインゲームをよくやっているのだが、そのゲームでたまたま一緒になった人が、息子に「おい、別れの言葉はなしか?」とゲーム中に何度か聞かれて戸惑ったと話し出した。

それまでの流れも合って、私は思わず想像して笑ってしまったんだけど、息子は映画を見た事があるのだけど、私が見てるから見ていたくらいのものなので、思い入れなどなく、母親が見ている映画の一つくらいに見ていた為、このセリフにピンと来ずに、ゲーム中は「えっ?何ですか?」「あっ、はぁ…。」と言うような返事しか返せなかったようで、この人なんでこんなに同じ事を書いて来るんだろ?って思ってたようだ。

しかもゲーム内でも、車に乗ってやって来て、このセリフを何度も言って来ていたそうで、「俺はこのセリフを返したら良かったんだw」と合点があったようだった。

それから息子はそのセリフを何度も練習していて、いつ聞かれても答えれるくらい覚えてしまったのだが、それから聞かれる事がなく、披露する機会がないまま過ごす日々。

業を煮やした息子は、聞かれないならと自ら聞きに行く!と今度は聞きに行く側に回ってみたら、なんと答えてくれる方がいて、「あのセリフ答えてくれる人がいたよ!!」と嬉しそうに教えてくれた。

どうやら相手は大人の方だったそう。息子に付き合ってくれてありがとうございます!

オンラインゲームってそんな遊び方もあるのねw

知らない事を教え合い、新たな面白いできごとを想像していく、そんな日々は楽しく幸せだと感じる。次はどんな面白い出来事があるかしら?


サポートしてもらえるとは思っていませんが、もし変わった方がサポートしてみようかと思って頂けるのなら、こんな嬉しい事はございません!!でも、とりあえず、一度考え直してみて、それでもなお!って方は、ぜひ!!本当にありがとうございます!!!