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見積は複数提示していますか?

こんにちは。営業マネージャーのめいです。

みなさん、見積書を提示するときは、お客様から要望があった1件のみを作成しますか?

それとも、いくつか条件を設定して複数の見積を出しますか?

実は、見積書は複数提示した方が成約率が高まります。

本日は、見積書は複数提示した方が成約率が高まる理由について解説します。


見積書は複数提示した方が成約率が高まる理由


【選ばせることで価値が高まる】

人間は、自分で選んだものに価値を高く付けるという性質があります。

つまり、複数のモノを提示して相手に選んでもらうことで、その選んだモノの価値が相手にとって高まることになります。

見積を複数提示して、そこから選んでもらうことで、その見積の内容は相手にとって価値が高くなります。

つまり、その見積を採用する可能性が高まると言うことです。


【競合を排除できる可能性が高まる】

会社としては、一定額以上のモノを購入する際、相見積が必要な場合があります。

当然、複数の企業から見積を取ることが一般的ではあります。

ただし、複数の見積を取得することが求められているだけの場合、一社から複数の見積を取得して社内決裁できることもあります。


留意点


複数の見積を出すことが重要ですが、あからさまに数合わせの見積では効果はありません。

選択肢としては、どの見積書も有効ということが重要です。

たとえば、金額が高いけれど品質が高い、金額が安いけど品質は低い、などであれば、そのときに置かれた状況次第で、どちらも有効になります。

金額が高いけれど品質が低いという無意味な見積は、かえって逆効果になりかねません。


まとめ


本日は、見積書は複数提示した方が成約率が高まる理由について解説しました。

結論としては、以下の理由となりました。

・選ばせることで価値が高まる

・競合を排除できる可能性が高まる

見積を複数準備することは、単純に工数が2倍、3倍になる可能性があります。

よって、ここぞという提案の際には、会社全体で協力しあい、複数の見積を提示することをお勧めします。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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