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最後まで読まないは残念な人

言葉の一部を切り取り、全体を把握できない

ある本を読む機会があった。普段はライブやアーカイブを流して聞いているのだけれども、まあ読んでみるかとKindle版を買って読んでみた。
それは、あの2チャンネルの創設、管理人をしていた西村ひろゆきさんの1%の努力です。Twitterで「ひろゆき氏は。この本は1%しか書いてないようなので、僕も1%、前書きしか読みません」と書いている人がいたので、ますます読んでみたくなったのだ。個人的感想としては、読んで良かったと本心から思っています。

読んでみてどうだった?

ざっと話すと、バブルの時代のように経済がドンドン発展していって、競争にかつことで金銭的に豊かになるような時代でなく、下降気味の経済で不況の数年中でストレスを軽減して自分の心の安定や幸福を感じる方法が書かれているのです。バブルの時代も、この視点を持っていたら自分を追い込んで鬱になることもなかったかなとは、ふと思った。

Twitterで呟いた人は、ひろゆき氏が本全体は書いてないという言葉だけを捉えて、それイコール著者が話している内容でないと思ってしまっている。話した内容をライターが文章化して、著者がチェックをするというのはよくある。というのは文章化するのは話をするより時間を要したり、わかりやすいように体系だって文章にするのを得意とする人がいれば、依頼すれば別の活動ができる。話す方が向いている人もいるので、一字一句書いてないからと言ってひろゆき氏の言いたいことが書かれてないとは言えない。

事実、ライブ配信のアーカイブやテレビでのコメントでは、他のコメンテータが適当なことを言っている中で、調べた事実を元に本音を話している内容を聞いていると、本の内容も「ああ言っている背景には、このような考えがあった」のかと分かる。
この本は、他人を羨むのではなく自分と自分を取り巻く環境を知り、有限の時間を無駄にせずに自分の幸せを見つけるという指標となると思っています。
まずは読んでみてはいかがかな?


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