実家のちょっとレアな家業
私の実家は少々レアな商売をしています。
県名を言えば、即身バレしてしまうくらいレアです。
地元大好きなので、地元の話をするか、家業の話をするかかなり悩みました。
両方話したら即身バレですから。
悩んだ結果、実家の話を書くことにしました。
実家は生寒天を製造しています。
ところてんやあんみつに入っている、ツゥるんとしたアレです。
もちろん工場で製造しているところは結構ありますが、機械を使わずに、手作りしているところは、全国的に見てもあまりないと思います。
両親は亡くなっているので、弟があとを継いでいます。
ちなみに3代目。
天草を煮た煮汁を固める、といういたってシンプルな製造方法ですが、燃料は、この令和の御世に薪です。
近所の方々には、この辺で身バレしてます。きっと。
週に二度か三度、天草を炊くのですが、煙と湯気で、住まいの方まで大変でした。
冬場には都会ではなかなか味わえない楽しみも。
焼き芋です。
薪をくべた窯で焼いてくれます。
ホクホクでとびきり美味しかったのを覚えています。
そもそも、寒天がそれほど好きなわけではないので。、小学校の頃、友達から
「いいなー毎日あんみつ食べられて。代わって欲しい!」
とか言われてました。
春先になっていちごが出始めると、いちごをのせたあんみつが食べたくなります。
今年も愚弟に送ってもらいましょうか。
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