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全ての温泉むすめを訪ねる旅 その0

 Twitterのモーメント機能で旅のまとめをしていたのが、機能自体が廃止になってしまったので、こちらに記録をつけていくことにします。

 最初は単なるラディカルフェミへの反感、あるいは言い掛かりに過ぎないジェンダークレーム行為へのアンチテーゼとして提唱された「エンカレッジカルチャー」に旅行趣味を絡めて取り組もう……という発想から、私はこの一続きの長い旅を始めることにしました。
 温泉むすめを知った経緯については正直気分が悪くなる出来事だったのでこの際端折りますが、一度迫害された側は何年、何十年経とうとその事を忘れることはない、というのは経験上言えることです。
 その意味では、この旅は当初、かなりイデオロギー的な要素というか、単に旅を楽しむためというよりは、旅を通して温泉むすめが宿る温泉場にお金を落とすことを通じてラディカルフェミおよびその支持者に抗議するというか、そんな感じの黒い感情を持っていました。

 それが気が付くと、いつの間にかイデオロギー的な黒々とした感情がどこかに行ってしまい、旅自体を楽しむように変わっていました。
 国内旅行はかなり行っている方だと自負していたものの、例えば京都府を例に取ると京都市は何十回も訪れていても近隣の亀岡市には二回しか行ったことが無いといった具合で、旅行に行っているようで実はその都道府県の一部の側面しか見えていないという事が、温泉むすめ巡りを通じて見えてきたのでした。

薬研堀不動院(東日本橋)

 2021年11月29日。
 私は東日本橋の薬研堀不動院を参拝しました。
 コロナ前からやっていた事ですが、年に一度、必ずお不動さんに参拝して旅行安全を祈願するのが自分のならわしで、特に今回は外国含め124ヶ所もの温泉地を巡るという長い旅になることもあって心を決めるという意味でお参りをすることにしました。
 この日を出発日として、温泉むすめ巡りを通じて行った事のない日本を開拓し、改めて日本を再発見するための遥かな旅が始まりました。

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