荻窪随想録29・団地の子どもたち――と、ポッケリ――
荻窪団地に住んでいた頃、小学6年生の時でクラスメートで同じ団地に住んでいた子は10人くらいで、それはクラスの4分の1強に当たった。
その計算で、もしほかのクラス(6年生の時で、全部で6クラス)にも10人の子がいたとしたら、1学年だけで60人になり、1年から6年まで全部合わせたら、単純計算で学校全体で1年間に360人の子が団地から通ってきていたことになる。つまり、そのあたりの子が行くことになっていた西田小学校は、荻窪団地ができてからは、たくさんの団地住まいの生徒を抱えていた、と