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動物愛護センターに聞きました!

昨年、全国約100件の動物愛護センターに電話やメールで飼い主のいない猫の不妊去勢手術について質問させていただきました。
お忙しい中、対応してくださり本当に有難うございました。

★愛護センターで獣医師は何人働いていますか?

1-3人が26%で地域性もあり一概に言えないが忙しい業務を施策で解決していけば74%は不妊去勢手術に手が回るのではないか?

★愛護センターで最も忙しい仕事は何ですか?

苦情対応や動物の管理、収容作業は不妊去勢手術の施策により縮小できるのではないか?

★愛護センターで不妊去勢手術をしていますか?

譲渡対象の猫を拡大して飼い主のいない猫に広げてほしいものである。上記の縮小の効果を生む。

★愛護センターで不妊去勢手術をしたいですか?

思うが47%で設備がそろえば22%で手術をしたい回答は69%となる。設備に関すればクラウドファンディング、ふるさと納税・不妊手術関係指定、で資金調達は可能である。

★譲渡時に不妊去勢手術は必要と思われますか?

2次繁殖は防ぐことから当然です。

★飼い主のいない猫に不妊去勢手術は必要ですか?

飼い主のいない猫の不妊去勢手術は必要42%、又は助成金で必要39%であるが81%の大半が必要と思っているのに安堵しました。助成金は特別に予算を必要として限度がありますが広範囲で利用できるメリットがありますがセンターでの不妊去勢手術を優先したいものです。
思うこと

今回全国の愛護センターの状況です。地域性、回答いただいた方がたも色々で大体の傾向として参考にしていただければとおもいます。
センターでの職員獣医師の思いは大変健全であるし今回心強く期待が持てました。
行政施設で不妊去勢手術を行うにあたりハードルの一つが人材確保であり獣医師会からの協力でセンター内で手術をしてもらいながら職員獣医師が習得するか、民間団体の技術指導を仰ぎながら三重県などのように習得するケース・必要があります。
安全で高い技術力を持てばセンターの評判を高めてくれますし、職員獣医師の離職も防げ専門職を生かすことでやりがいにもなり、センターが殺・処分から希望の持てる職場にと変わることができます。
一般市民、県民の声以上に内部の希望・要望を知ることができ、これからの施策に生かしていただきたいと切に思いました。

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