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コメント

盛んに叫ばれてる殺処分0について心情的には賛同するが、それについて問題は無いのか?

殺処分するのは行政であるのですが、それに至る過程を考えてみると0を標榜するのには動物愛護団体の多大な努力、苦労があり、まず収容犬猫を引き取り医療、訓練し譲渡に出し、無理な犬猫は手元に置くことになりすべてが里親に出るわけでななく抱え込んでいるのです。また最近頻発する多頭崩壊に関わることにより里親に出ない犬猫をさらに抱え込み、保健所送りを避けるため自分のシェルターに収容することになり、次第に許容範囲を超えつつある団体を見聞きします。

0の標榜は対社会には理想用語とうつりますがその裏には多数の犬猫を抱えた動物愛護団体の悲鳴が聞こえ、犠牲の上に成り立っているのが実現で、犬猫を持ち込まれた各団体は疲弊しており多頭崩壊の二の舞いになりかねません。

これらを防ぐには

1:飼い主の高齢化での放棄など

2:飼い主が未不妊で出産させた子猫をさらに適切に飼育できないような里親への譲渡の防止

3:野良猫が生んだ子猫の持ちこみがほとんどなので行政による野良猫の避妊去勢手術の実施など

【1】については高齢化に至る前に飼い主が事前に何かの時のため、次の飼い主の確保を考えておく、二次飼育者等を考えておくとともにマンション等の規約書などで明記させ、保健所への持ち込みを防止する。

【2】,【3】については飼い主のいる猫及び野良猫の避妊去勢手術を、いかに進めるかにかかっている。

海外の例のように低所得者の猫の飼い主向けの安く不妊手術ができるクリニックの紹介。

市町村では野良猫の避妊去勢手術に助成金を出しているが市中のクリニックの避妊去勢手術費用が高いので残念ながら効果はいかがなものか?

野良猫の避妊去勢手術の主体が無主にももかかわらず責任の所在がはっきりしないまま現在に至っている。様々な社会問題を生じているにもかかわらず、行政は民間のボランティア・一部良心的な獣医に解決策を丸投げしており、また彼らの好意に甘えて無策なのはいかがなものか?政策を実施してください。周りは大変困惑しているのです。

少なくとも動物愛護センターで野良猫の避妊去勢手術をするシステムを構築してください。犬猫の問題、特に野良犬猫については社会の問題であり社会全体で問題意識を共有して考え、対策、行政の政策が必要です。

いまだ多額の税金を・数億円かけながら立派な動物愛護センターを作って、1億円近くの殺処分機の購入、多額のメンテ代をかけながらの運営の意味・存在理由はなんでしょうか?未だ殺処分中心、昔ながらの犬の捕獲、低学年の教育の場に巨額の運営費用は納得しがたいです。

その存在意義に一納税者は理解に苦しんでるのが実情です。


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