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和歌山県動物愛護センター

和歌山県動物愛護センター | 和歌山県 (wakayama.lg.jp)
令和4年度事業概要 | 和歌山県 (wakayama.lg.jp)

思うこと

令和4年度では県の動物愛護センターでは職員獣医が野良猫の不妊去勢手術が71匹、市の動物愛護推進センターの職員獣医は193匹でした。
県内動物病院での野良猫の不妊去勢手術数は1,329匹[ここでは県内獣医師会に払われた額は2,736万円]で私どもの神奈川県での動物病院では雄雌6,000円から雌15,000円前後が野良猫不妊去勢手術費用なのですがこの単価がやすくならないでしょうか?
各自治体によっては動物病院に柔軟性や自由度が見られない地域の問題が見られます。

野良猫「地域猫」の不妊去勢手術の予算については継続性がどの程度みこめるのか不安もあります。
その解決策として野良猫の不妊去勢手術数がさらに増えるように民間の
一般公益財団法人どうぶつ基金の行政枠の「さくらねこ無料不妊手術事業」を愛護センターで利用しながら職員獣医のトレーニングを期待するなど三重県あすまいる「動物愛護推進センター」では官民併用することにより職員獣医の自走型が実現できており年間1,000匹ほど野良猫の不妊去勢手術をセンター内で実施しています。
あすまいると獣医師会との契約では不定期で獣医が来るようです。
三重県|あすまいる(三重県動物愛護推進センター) (mie.lg.jp)
県の税金のみあてにしないでセンター内部で効果的、足腰を鍛える、依存型でなくクリアーで至極健全な自立型のセンターの姿勢が望ましいと思います。

和歌山県の令和4年度の犬の登録数は48,382頭で犬に絡む問題も多いようで飼い主のいる犬の不妊去勢手術「高い不妊去勢手術費用」が啓蒙で終わらせないためこの助成金などを使ってはいかがでしょうか?
県内苦情受理、犬517件、猫933件ほどあり県特有の問題でもあります。
無料で猫の不妊去勢手術ができるどうぶつ基金の行政枠などを使いながら予算については犬に使うなど使い分けできればもっと和歌山県の動物行政は充実飛躍するとおもうのですが。
これから予想される災害を考えると新潟県は数回の震災から同行避難マニュアルには不妊去勢手術が明記され、今回の能登の震災でも、逃げた猫等が外で繁殖していると聞いているので最低限飼い主の不妊去勢手術の義務化の徹底は急務だと思われます。
また、譲渡の場合の大半の自治体が誓約書が多く性善説に立つべきでなく2次繁殖を防ぐ対策をお願いしたいと思います。

まだまだ野良猫の不妊去勢手術に頑張っておられる和歌山県のボランティアさんは費用の捻出に苦労してる現状があります。予算の使い方は市民側に限りなく還元される方法でなくてはなりません。
以前、和歌山県動物愛護センターのクラウドファンディングで医療機器もかなり一般動物病院並みに買い揃えた経緯がありますので職員獣医さんのさらなる研鑽を期待しております。





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