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マウンティングするヤツ

今回のテーマはマウンティング

と言っても、犬のそれではないですよ。
もちろん人間同士のマウンティングです。

マウンティングされた時、どう感じますか?
いや〜な気持ちがしますよね。

なんと言うか、シールを剥がした後のべたべたしたところを触っちゃって、そのべた〜っとした感触が指にいつまでも残って気に障る、そんな不快感がありませんか?

人間の心の中には、大きさや数の違いこそあれ、石ころがゴロゴロしていて、石ころに足止めされて苦しくなったり、石ころにつまずいてイライラしたり、むしゃくしゃして石ころを蹴飛ばして、跳ね返った石ころに余計に心の中を傷つけられる。

他人に対しても、無闇に石を投下する。
マウンティングは、まさにそれ。

あなたが道を歩いていると、理由もないのに石を投げつけられる。
なんで??
ですよね。
理不尽だし、不当だし、そしてなにより気分が悪い。

ですが、あなたにマウンティングする人をよーく観察してみてください。

しょーもない人、多くないですか?

マウンティングする人って、しょーもない人が多いんですよ。
小さなことで優越感を感じたり、人よりちょっと上にいる自分を感じて安心したり、人よりちょっと多くを持っていることで自分の価値が上がったと感じる、そんなしょーもない人。

そういう人ほど、心の中に、たくさんの石ころを抱えています。

で、自分の中の石ころを、マウンティングという形で他人にぶつけて、その場しのぎの開放感や満足感を得ているのです。

石をぶつけられた方はたまったもんじゃありません。

ですが、この石、ほうっておきましょう。

なぜなら、そんな石をぶつけられたところで、あなたの何ものも傷つかないからです。

だってそうでしょ。
そんな石っころで、相手はあなたの何かを奪ったり、傷つけたり、汚したりできますか?

間違っても投げつけられた石を打ち返したりしないように。
心が貧しい人の中には、想像以上の石ころが堆積しています。あなたが石を打ち返そうと身構えるやいなや、相手は更に大量の石ころをあなたに投げつけて、マウンティングの1000本ノックが始まります。

放っておく、それが一番。

他人の石ころなんかでは、かすり傷さえつかないほどに、あなたは尊いんです。

まぁ、今度パワースポット巡りするついでかなんかに、そこにある泉だか湧き水だかに、相手からの石ころを放って、成仏を祈るとしましょう。


ふと自分に聞いてみたくなる1000の質問 #7

あなたの心の中の石ころ、どんな形をしていますか?

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