〔詩〕春宵

桜の下に佇む君は
まだ僕を見ようとしない

今宵は十六夜
朧月に誘われるまま
君とここまで
言葉もなくここまで

見上げる花は朧に光り
嘘と真の境が見えない
救いのない別れより
守れない約束が美しいなら

君がそれを望むなら

また、いつか
朧月夜の桜の下で


お言葉に甘えて、またまたKeigoMさんの「朧月夜」よりアイデアを頂きました。有難うございます。

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