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米国は片腕を縛られた状態で中国に対抗すべきではない

2021年7月27日

ロバート・E・ライトハイザー

ライトハイザー氏は、トランプ政権で米国の通商代表を務めていた。

 上院は先日、中国に対抗するため、アメリカの技術力や産業力を強化することを目的とした法案を可決した。米国イノベーション・競争法と呼ばれるこの法案は、我が国最大の課題の一つに対応するため、超党派で取り組んできたものである。

 しかし、『ワシントンならでは』の現象として、中国との競争力を高めるために起草されたこの法案に、まったく逆の効果をもたらす修正案が含まれているのだ。

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