うつ病の人は焦らない、焦らせない

ども、ネコギシですฅ(´ω` ฅ)ニャー

寝落ちで書いてたnoteが消えてしまうのはショックがデカいですね(笑)

さて、タイトルにあることですが、
うつについて書いていこうと思います。

結論から言うと、
うつ病の人は早く治そう、復帰しようとか焦らなくていいし、その周りの人は、そっとしときつつも関心は持ち、出来る限りの最善策を一緒に考えて欲しい
と思います。

■自分の話

アラフォーで未だ独身ですが、30歳を過ぎてから躁うつ病と診断されて、通算で3年程は、まともに仕事は出来ていませんでした。
それなりに大きな会社に高卒で入り、10年以上働いていたんですけどね。

躁うつ病とは、テンション高めな躁(そう)状態と、落ち込んでしまう鬱(うつ)状態が繰り返される感じです。
躁の時は友達と遊べるし、飯も食えました。しかし、長くは持たず、部屋からも布団からも出れなくなります。
通勤で歩いて会社に向かう途中で足が止まってしまい、どうしようもなく自宅に引き返して1人で泣いていた、という事は何度もありましたね。わかんないだろうなー(笑)

ただ、自分は初め、周りの人達にその躁うつ病の事を言う勇気がなく、助けも求めませんでした。『もういいや』『どうせ俺は』という当時の自分の自虐的な考えもあって、『このまま死のう』と思っていたから。まぁ何度か首を吊ろうとしたものの、死ぬ勇気も出なかったんですが。

そういう事もあってか、幸いな事に自分の場合は、周りの人達で自分の症状に対して、アレコレ聞いてくる人はいませんでした。
結局、明るみになるのですが、躁うつ病の事を知った家族や友達も、初めこそ聞いてきましたが、後は聞こうとせず、自分が話題に持ち出した時だけ話してくれたので周りに焦らされる事はありませんでした。 感謝しかないです。

結果的に、自分はその会社を辞め、地元に戻りました。会社を辞めた事で症状が軽くなった事もあり、仕事出来ると思って、退職から半年待たずに再就職しましたが、これは焦ってました。
人間関係が合わなかったこともあり、うつ症状が出始めたので、1ヶ月程でまた退職。
それから焦らない事が大事と思い、就職の事を考えず、1年程休みました。
そうやって、仕事しようという思いが出てから、バイトから再開して、今の地元の会社に就職しました。

そんな自分は今も完治したとは思ってなくて、先生からも、また症状が出た時は通院すれば良いですよ、と言われています。
なので、いつ躁うつを繰り返す状態になるかは分かりませんが、まぁその時はその時だなという思いが強いです(笑)
だって、それを気にしても仕方ない。
乗り越えたつもりはありませんが、多少メンタルは鍛えられたと思います(笑)

■焦らない、焦らせない

うつ病の本人は焦る必要もなく、周りは焦らせる事はしないで欲しいです。
経済的な理由もあると思いますが、生活レベルや体裁を気にしなければ、生きる事は出来るはずです。

独身ではなく、自分のパートナーや子供がいて、うつ病に悩む方は、どうやったら自分達を助けてもらえる状況に出来るか、を考えてみてはどうかと思います。
医療機関だけでなく、家族親戚、行政機関、友人関係、近所付き合いなど、理解して助けてくれる人は誰かしらいるはずです。
ただ、どう助けてほしいのかを明確にして、その通りに助けてくれるように事を運んだ方が良いと思います。
〇〇については助けて欲しいけど、△△については何もして欲しくない、というのは個人でも家族でも必ずあるはずなので。
そういう交渉術とかはメンタリストDaiGoさんの動画なんかを参考にしてもいいんじゃないかと思います。(最近よく見てます)

自分の場合は、頼まなくても程よい距離感で
接してくれる人達がいたし、それ以外の人間関係はほとんど自ら関係を断ち、疎遠になりました。
経済面も退職金や親の援助などでクリア出来たので、本当に運が良かったです。

■個人的なアドバイス

本人は焦らず、まずはゆっくり休むこと。
休むというのは寝て起きて、ってだけじゃないです。
出来る範囲でやりたい事をやっていいんです。自分は好きなゲームしてましたし、たまに友達とカラオケに行って大声出してました。
ただ、たくさんの情報は入れない方が良いと思います。みんな色々してるのに自分は何もしてないっていう焦りに繋がるのでね。
そして、周りに助けを求めることです。理解してくれる人は必ずいます。
そうすれば、焦らなくても動き出せるようになります。

周りの人達はその本人と、ちゃんと話し合って、それに応えてほしいです。どうして欲しいのか、何がしたいのか。
そして、焦らせないように気長に見守ってください。そのうち本人から動き出せるようになります。

過去を考えず、未来もあまり考えずに、今を最優先に考えましょう。

■最後に

ここまで読んで頂いてありがとうございました!
うつ病は今や誰がなってもおかしくない病気です。
気の持ちようとか、考え方でどうにかなるもんじゃないですからね。

では、また∩(^ΦωΦ^)∩

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