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菜園作りは、突然に②

庭に畑の木枠を作ってから1週間後の休みの日。

本来なら土が整うまであと2週間は待たなければいけないのに早く植えたい欲に負け、朝から苗を買いに行くことを決意。
そもそもすでに夏野菜を植えるには遅い時期だし、今年の夏の畑は田村家の畑の本格的なスタートではなく予行練習くらいに思うことにした。

朝早よからまた何かやってるな…


午前9時、いつものホームセンターへ。
休みの日の日課になりつつある。

時期が過ぎているため、苗の種類は少ない。
かろうじて残っていた
なす・きゅうり・トマト・バジル・しそ・ネギ・みょうが
の苗を手に入れ、意気揚々と家に帰る。


sale品だったネギの苗はこれだけ入って200円


計画表を見ながら植えていくのだが、当初予定していたパクチー・しょうが・おくら・ニラは手に入らなかったため、早速計画が崩れる。
でもいい。これは予行練習だから。

事前になんとなく土を耕してみた
これはみょうが
たくさんありすぎて植えるのがかなり疲れたねぎ
きゅうり
すぐにでも食べられそうなバジルとシソ


見よう見まねで植え終わった頃、前の畑で野菜を育てているおじさまが遊びに来てくれた。私の適当な畑仕事を見ても「いいねぇ、楽しみだねぇ」と褒めてくれ、アドバイスもしてくれる。

脇芽ってそういうことか!

「大事なのは毎日話しかけること。そういうのって伝わるから」
まったくその通りだと思う。
そんな気持ちで野菜を育てている人がいることに胸がホカホカする。

なんて恵まれたご近所環境なのか。

我が家は畑の真ん中にポツンとあるが、お散歩コースとしてたくさんの人が前の道を行き交う。その誰もが気さくに話しかけてくれて、かといって人間付き合いのわずらわしいことなどは一切なく、この点でも本当に良い土地を購入できたと感じている。

植え終えたら水をたっぷりあげて今日の作業はおしまい。

しっかり育ってね

初めの3日間は夕方にたっぷり水をあげた。けどそれでも途中葉っぱがカラカラになり肝をひやした。

さて、その2週間後。

大きくなってる!

真ん中のトマトときゅうりを見るとだいぶ大きくなったのがわかる。
この間、水耕栽培で育てたパクチーの種も植えてみた。
バジルはすでに収穫してちょこちょこ料理に使っている。

突然始めた菜園作り。やってみてよかったことはこんなこと。

  • 日々の野菜の成長が楽しみで少しだけ早起きになった

  • 周りの畑が何を作っているのか気になり、散歩するのが今まで以上に楽しくなった

  • 植物の力強さを感じることで、生命ってすごいとシンプルに思える

  • 本来「食べ物」とはその時採れたものを食べることが自然なことを改めて感じた

などなど、まだ収穫前でもこれだけいろんなメリットがある。
今回作ったくらいの畑だと都会の庭でもきっと簡単にトライできるし、休みの少ない私でも今のところ十分お世話ができている。

収穫の様子は今後もぼちぼちアップしていくので一坪菜園に興味がある方はぜひまた遊びに来だください。

我が家の横の菊畑の収穫で締め






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