見出し画像

アグロロイヤルを楽しむ

デッキ紹介

スクリーンショット (137)

このデッキは序盤にロイヤルの長所である面展開でテンポをとり、中盤の疾走やバーンダメージによる早期決着を目指すというコンセプトで作りました。旧アルベールが現役で輝いていたころのようなロイヤルを目指しました。

各カードの採用理由

ゴブリン

スクリーンショット (138)

・1T目で最も強く面を作れるカード。(イルガンノ、技師、聖石のどれに対してもスタッツで優っている)

・後攻1T目で出しても相手の2コストの除去スペル(法典、ハングリースラッシュなど)を誘うことができ、後に続く2コスト、3コストフォロワーの開を補助。

・エミリアのサーチに引っかからないので、エミリアを出した後の面展開の失敗が起こりにくい。

自由なる冒険者

スクリーンショット (140)

・序盤の面展開において重要な役割を果たすカードです。3T目、4T目に出てくるフォロワーを強化し、相手の面をスタッツ面で圧倒しつつ顔を詰めるために必須。

・料理人とのコンボで相手の面を処理しつつ顔を詰め、自分の面まで強化することが可能。

・中盤の疾走札(主にペインレス、剣閃)の打点を底上げすることが可能。

無敗の剣聖・カゲミツ

スクリーンショット (139)

・序盤の顔を詰める動きのサポート役。

・1T目に使用した時除去スペルの避雷針となる or 序盤の相手の面展開をしづらくすることが可能。

・魔獣使いの進化時とのシナジーが良く、相手が盤面を完全に処理することを難しくできる。

放浪する料理人

スクリーンショット (141)

・自由なる冒険者とのコンボを意識しての二枚採用。

・剣閃や駿馬などと合わせて使うこともでき、面展開を補助することができる。

・進化+ペインレスで守護付きペインレスを出すこともできるが、優先度は低い(顔への打点につながりづらい、またB,Nc,Nmのどのクラスも除去が容易にできる)。

黒豹の偵察者

スクリーンショット (142)

このデッキの重要カードの一つ

・実質1コスト2/2フォロワーなので使い勝手がよく、序盤の面展開において活躍する。

・例:3T目に2/2のフォロワーを二面展開できる。6T目のバニー&バロンと合わせて使う。

・今季は序盤に容易に発動するAOEの採用が比較的少なめなため、単純な面展開でも強力な動きとなります。

レヴィオンの魔獣使い

スクリーンショット (145)

・進化時の守護で他のフォロワーを後ろに隠してあげることにより、盤面にフォロワーが残りやすくなります。

・序盤に駿馬などでバフしたフォロワー、や処理の優先度が高いフォロワー(カゲミツ、高スタッツのもの)と一緒に出すことで、進化可能ターンまで残りやすく、その後進化で顔を詰めつつ面展開ができます。

ペインレスサムライ

スクリーンショット (143)

・主にネメシス対面の序盤を支えるカード

・序盤に顔を詰める動きができていた場合、進化権を切って疾走することにより序盤での早期決着を目指すことができる。また終盤のラストプッシュにも使用可能。

・バフカード(駿馬、二輪車)などと合わせることにより盤面を強化できる。

ワイルドリザード

スクリーンショット (147)

・ラストワードで出す二輪車を疾走札が出てくる前に仕込んでおくことによって、疾走札の打点強化が見込める。

・4T目にコストを余すことなく使う動きができる

・序盤に冒険者に続いて出した場合、4/4と上から踏まれることがまずないスタッツになることができる。

猛然たる騎士・ゲルト

スクリーンショット (148)

・エミリアから出すことのみを意識した採用

・サーチ先が5コスト以上の指揮官のみなので、確実に魔導四輪車の操縦者を手札に加えることができる。

信念の剣閃

スクリーンショット (149)

・アグロ軸必須といっても過言ではないカード。

・3T目に剣技を使うことにより顔を詰める動きが可能

・ペインレス、料理人などのシナジーがよい。また面展開を多用するデッキなので号令を選択することにより更なる盤面の強化+打点アップを見込める。

白銀の閃き・エミリア

スクリーンショット (150)

・バニー&バロンをサーチすることができるので採用。

・バニー&バロンが引けていないときでもエミリア+ゲルトで盤面を維持し、ゲームを続けることが可能になる。

・魔導四輪車の操縦者として出すには微妙だが免許をもっているというだけでも偉い。

ファントムデュオ・バニー&バロン

スクリーンショット (151)

このデッキの主軸となるカード。このカードを引けているだけでゲームを有利に運びやすくなる。

・ラストワードで出す魔導四輪車・Vによる疾走がこのデッキ最大の打点。

→操縦者として魔神、キャバリエ、シヴァを採用(詳しくは後述します)

・5/5→7/7と高スタッツかつ相手の必殺持ちや高スタッツのカードを上からとって盤面を強化できるため相手の盤面を崩しやすい

・操縦者としても優秀で、バニー&バロン+魔導四輪車のループができればかなりの打点が期待できる。

・デスペラードショットは基本とらず、5コストで出す方が強いと思います。

ブルームキャバリエ

スクリーンショット (154)

魔導四輪車Vの操縦者1人目

・5T目のバニー&バロンに合わせて6T目に操縦することを意識。

・グレモリー、守護型ゴーレムなどの低コスト守護フォロワーを貫通し魔導四輪車を確実に顔へ運ぶ動きのみを見ての採用のため1枚。

・↑以外で活躍する場面はほぼないため採用の優先度は低め

シヴァ

スクリーンショット (152)

魔導四輪車Vの操縦者2人目

・5T目のバニー&バロンに合わせて6T目に操縦することを意識。

・8T目の顔への4点がラストプッシュに役立つことが多いため採用。

・採用枚数は多くても二枚まで、基本的に1ゲーム一回以下の使用となるため枚数は抑える。

・魔導四輪車から出てきた後も守護として最低限の役割を果たしてくれるため、エミリアより操縦の優先度が高い。

爆炎の魔神

スクリーンショット (153)

魔導四輪車の操縦者3人目、このデッキのフィニッシャーとなるカード

・6T目のバニー&バロンに合わせて出すことを意識→最大13点の打点が見込める

・終盤盤面をひっくり返されどうしようもないという時に、盤面を超えてあと一押しをし、試合を決めることができる。

・3積みはやはり序盤の事故要因になる。また1枚だと引けなかったり押しが足りなかったりする場面があるので二枚採用。

プレイングについて

このデッキにはいろいろなコンボが組み込まれており、それらを使うことが勝利へのカギとなります。

まずこのデッキの勝ち筋はただ一つ

序盤に盤面で相手を圧倒し顔を詰め、中盤の疾走札やバーン札で早期決着を目指す

です。終盤になり相手のデッキパワーが上がってくるとなすすべなく蹂躙されてしまいます。

しっかり序盤の盤面を管理することが重要となってきます。またゼルガネイアなどのカードを警戒したプレイングをすると自分の細い勝ち筋をつぶしかねないので、割り切ってプレイをすることも必要です。

盤面を管理するとは

具体的には無視できるところを無視して顔に打点を与えるプレイングになります。ここで気を付けるポイントは…

・盤面を上から踏まれないか

・顔を詰めた後の相手の盤面を返すことができるか

の二点だと思います。ここの最適解を見つけるのがアグロデッキの難しいところです。

マリガン

スクリーンショット (155)

上のカードは先後問わずキープするカードです。また冒険者(ゴブリン)+2コスト(ペインレス以外)や2コスト3枚(冒険者、黒豹を含む)をキープするのも良いです。とりあえず2コストを出せるようにするのが大事です。とにかく序盤に動けないと勝ち筋が細くなります。

スクリーンショット (156)

上で挙げたほかのセットキープとしては↑の冒険者+料理人ぐらいだと思います。

エミリア、ゲルトはキープしないのか?

→アグロムーブをする妨げになる。ゲルトのサーチは基本おまけ感覚、エミリアキープで序盤を犠牲にすると勝ち筋がほぼなくなる。

コンボ

スクリーンショット (156)

自由なる冒険者+放浪する料理人

・面強化、面処理を同時にできるコンボです。序盤を圧倒的有利に運ぶことができる強力なコンボです。

黒豹の偵察者+2コスト(3ターン目)

スクリーンショット (157)

・横展開において最も強いコンボです。ハングリースラッシュや法典などを打たれても面が残るのがポイントです。

・2T目に冒険者を出せていれば、黒豹が3/3になるのでその横に出す魔獣使いなどを処理しづらくし、進化ターンまで面に残すことも可能に。

料理人+剣閃

スクリーンショット (158)

・料理人が場に残っていてさらにバフできるフォロワーが2体以上面に出ているときに使うのが好ましいです。

料理人進化+ペインレス

スクリーンショット (159)

・物理戦闘無敵の守護を作り出すことができます。またペインレスの体力も4になるためハングリースラッシュなどの効果ダメージ系カードからペインレスを守れます。

・主にAFネメシス、進化ロイヤルに刺さりやすいコンボです。

魔獣使い進化+カゲミツ+2コスト(後攻4T目)

スクリーンショット (160)

・カゲミツを仕込めていた場合に使うと4面展開ができるため、相手にAOEを持たれていない限り確実に盤面にフォロワーを残すことができます。

ワイルドリザード(ラストワード)+疾走札(魔導四輪車、ペインレス)

スクリーンショット (161)

・疾走打点をあげることができるコンボです。顔への打点が足りていない場合に使えると嬉しいコンボ。

エミリア+ゲルト

スクリーンショット (162)

・言わずと知れたコンボ。先攻5T目に使い盤面をいなしながらバニー&バロンのサーチ、その先の爆炎までつなげる役割があります。

・このデッキにおいてはエミリアループにつなげることも可能です(理想ムーブではない)

この他にもシナジーが合うカードが多数あるので是非使いながら楽しんでもらえたらと思います。

カゲミツについて

スクリーンショット (163)

進化ロイヤルにおいて雑に使うことはご法度なカゲミツですが、このデッキにおいては進化ロイヤルの時とは違う使い方をすることも勝利へのカギの一つです。

1T目カゲミツ

・3T目に他の動きが見えている場合(3コストカード、黒豹など)は基本的にこれをした方がいいというのが自分の考えです。理由として、序盤の盤面展開の補助として使えるということと相手の展開の抑止ができるというのが挙げられます。

・ウィッチ対面、ネクロ対面ではマジックミサイルやコープスドッグなどが飛んでくる可能性があるのでやめた方が無難です。ビショップに関しては法典などの除去札を他のフォロワーに割かれるよりはマシなので避雷針として出すのはありだと思います。

中盤のカゲミツ

・自分が面展開をしている場面で1コスト余り、この先カゲミツを強く使える場面がないと思う場合は盤面に添えてあげるのも一つの手です。

・盤面に残った場合に自爆することで次のターンのアドバンテージがとれたり、剣閃のバフがかかって打点の足しになったりすることがあります。

・ランダム要素のある除去札の避雷針になったりもします(←ないよりはマシ程度)

ゼルガネイアケアについて

スクリーンショット (164)

今やほぼすべてのデッキに入っているゼルガネイアはアグロデッキの天敵です。またその性能の高さから、終盤に一気に持っていくデッキにおいてゼルガネイアケアの差は重要になってきます。しかし今回のようなアグロデッキでは必ずしもそれが正しいというわけではありません

ゼルガネイアがすることは面処理+回復+2ドロー+5/5フォロワー。これを見るだけでアグロデッキ使いからすると吐き気のするような性能ですね…なるべく使われたくないカードです。

しかしゼルガネイアケアをするためには相手のライフを15点以上に保たなければいけないため、OTKのような手段を持たないこのようなデッキでは必然的にゼルガネイアケアをすることは負け筋となる場面が多いです(顔を詰め切れないため)。

なのでゼルガネイアをだされても取り返せるようなプレイング(横展開、バニバロが見えているなど)、またある程度割り切ったプレイング(ゼルガネイアがなければ勝てるというプランをとる)をすることが必要になってくる、というのを頭に入れておきましょう。

そろそろナーフが入るみたいなので、アグロデッキが活躍しやすくなるのが楽しみですね。

相性

自分が思う対面別相性です。間違っているところもあるかもしれないです。

霊堂ネクロ、グレモリーネクロ(有利)

スクリーンショット (165)

これらのデッキは序盤の動きが弱く一方的に押し切ることができます。相手がゼルガネイアと除去札を大量に持っている場合は粘られて負けることもありますが基本的に有利です。

守護ビショップ(不利)

スクリーンショット (169)

守護、除去、回復とアグロをつぶす三要素がそろい踏みなので逆立ちしても勝ちません。相手が事故っている場合のみまれに押し切れることがありますが、ほぼ負け試合位に思うと心が楽です。

AFネメシス(互角)

スクリーンショット (166)

ペインレスを序盤で有効活用できるかどうかがカギです。相手のパラダイムシフトが用意できる前にアグロできれば十分勝ち目はあります。

コントロールネメシス(微不利)

スクリーンショット (167)

除去札が豊富に搭載されており、スロースなどで盤面を圧迫されると厳しい戦いになります。ただ回復札が少ないので除去に負けず押し込み切れればかつことができます。

ロキサスエルフ(互角~微有利)

スクリーンショット (170)

エルフ側の動きで勝敗が決まります。ロキサスで一気に押し切るプランをとられている場合は序盤の面展開さえしっかりできていればバニバロにつながり耐えきることができます。またこちらは手札がそこまで多くなく、ドロソもほぼ採用されていないので、ローフラッドをほぼ無効化できます。逆に無法者などバフ関連のカードで序盤から詰めてくるムーブをされた場合こちらが若干後手に回る印象です。

進化ロイヤル(微不利)

スクリーンショット (168)

カゲミツなどをしっかり回され耐久された場合に面展開をすることが難しく、顔を詰め切れないことが多々あります。ナハトナハトなど高スタッツのフォロワーが多いのも特徴で、こちらのフォロワーが上から踏まれやすいです。その反面、2パスをすることも多いデッキなのでこちらが先攻をとれている場合は面展開で押し切ることができます。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。これだけ長くnoteを書いたのは初めてなのもあり、読みづらい部分もたくさんあったと思います(__) このnoteがアグロロイヤルを楽しんで使う際に参考になれば幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?